出版社内容情報
2024年に第100回を迎える箱根駅伝。ライバルたちの熱い競り合い、逆境からの栄冠、番狂わせの力走……胸躍る勝負の歴史をつづる。
内容説明
100回目の栄冠へ。祝!2024年第100回大会。ライバルとの競り合い、息を呑む独走、手に汗握る駆け引き…語り継がれる幾多の物語がここにある。
目次
第1章 世界へ挑む
第2章 ライバルたちの熱闘
第3章 名伯楽の采配
第4章 旋風を巻き起こした選手たち
第5章 熱狂を呼んだ山の神
第6章 黄金期の記憶
第7章 4年連続区間賞!
終章 激動の時代を越えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
186
大迫傑(早大)と設楽悠太(東洋大)の交流。箱根駅伝初のケニア選手ジョセフ·オツオリへの上田誠仁監督(山梨学院大)の助言。酒井俊幸監督(東洋大)が掲げたテーマ「礼を正し、場を清め、時を守る」と、有名なスローガン「その一秒をけずりだせ」。など、箱根駅伝がつないできた歴史を感じる、しびれるエピソードが多く出てきます。負けたチームもリスペクト大作戦という気分になります。2024/03/02
Take@磨穿鉄靴
26
箱根駅伝。その歴史の重みとドラマは本当に凄いとしか言えない。にわかファンの私は知らなかった事だらけで勉強になった。瀬古さん、金さんの関係とか「へぇ」ってなったり選手のこの駅伝にかける青春、情熱を思うと胸がアツくなる。来年の箱根が楽しみ。ただ今度の箱根に関しての情報についてはそれを提供する内容ではないのでほぼ無いけど目的が違うのでそれは仕方ない。今度はどんな風が吹くのか‼★★★☆☆2023/11/20
鯖
24
駅伝が好きだ。物心ついた時から好きだ。近場だから毎年応援に行った。なんなら大学も箱根駅伝で当時応援してた選手と某小説の舞台というので決めた。関西の方から正月のテレビ枠を潰すのやめろって言われるのも分かるし、オリンピックのマラソンで金メダル取れないのは箱根駅伝のせいってガン詰めされるのも分か…、いやそれは違うじゃろ。この年になると、もはやみんな元気に走り切れればそれでいいと田舎のおばあちゃんの気持ちである。今年も選手のみなさんが誰一人欠けることなく無事ゴールできますように。2023/12/17
hana@マインドサポーター
3
さすが新聞記者!と思えるような、文章のうまさとリサーチに、引き込まれるように読みました。選手や監督の「熱さと冷静さのバランス感覚」に、ただただ「すごいな・・・」と。毎年の箱根駅伝がより楽しみになりました。2023/12/08
Humbaba
2
駅伝とマラソンは異なるものだが、駅伝で鍛えたからこそマラソンで結果を出せるようになるということはある。自分だけでなくチームとして取り組むというのは、協議中が孤独だからこそその価値が高まると言えるかもしれない。全ての人が望むような結果を得られるわけではないし、大会である以上勝者と敗者が出てくるのは避けられないが、走ることで得られるものは必ずある。2024/05/09
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