伝説の校長講話―渋幕・渋渋は何を大切にしているのか

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伝説の校長講話―渋幕・渋渋は何を大切にしているのか

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120056222
  • NDC分類 374.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

「共学トップ校」との呼び声高い渋谷教育学園幕張、同渋谷。渋幕は公立王国・千葉の壁を破り、進学実績で県下1位の座に輝き、渋渋は女子校から共学に転じて進学実績を伸ばし、共学ブームを切り開いた。今や両校の東大合格者数は毎年計100人を超え、いち早く海外の有名大学への進学も支援してきた。さらにスポーツ、文化、芸能方面で全国レベルの活躍をするOB、OGも少なくない。

この両校で行われている教育は、決して詰め込みではない。自分を見つめる「自調自考」の理念のもと、中高生の発達段階にあわせたリベラル・アーツ教育が行われているのだ。その象徴が校長講話である。86歳現役学園長が半世紀近く続けるこの講話は、国内外の思想や歴史、科学の発展などを縦横に語り、大人が聞いても新たな発見に満ちている。しかも、中高生の発達段階にあわせ、生徒たちが自己を見つめるように組まれた6年計画のシラバスにもとづいている。本書の前半ではこの「魂の授業」を再現した。

 田村氏は政府の中央教育審議会委員などを長く務め、米国の歴史学者の名著『アメリカの反知性主義』の翻訳も手がけた「学究肌」。銀行員から転じた異色の経歴を誇る著者が、全く新しい超進学校をどのように創り、育ててきたのか? 本書の後半は読売新聞「時代の証言者」を大きく改訂し、田村氏が教育界に吹き込んだ新風と奇跡を振り返る。

内容説明

「共学トップ」渋幕、渋渋。両校の教育の本質は、「自調自考」を教育目標に掲げたリベラル・アーツにある。その象徴が半世紀近くも続く校長講話だ。中高生の発達段階に合わせ、未来を生きる羅針盤になるよう編まれたシラバス。学園長のたしかな時代認識と古今東西の文化や思想、科学への造詣―前半は、大人の胸にも響くこの「魂の授業」を再現。後半は読売新聞「時代の証言者」を大幅加筆。銀行員から学校経営者に転じた田村氏が、全く新しい超進学校を創り、育ててきた「奇跡」を振り返る。

目次

第1部 伝説の校長講話(中1「人間関係と読書」;中2「自我のめざめ」;中3「新たな出発―創造力の翼」;高1「自己の社会化」;高2「自由とは」 ほか)
第2部 時代の証言者・「私学を育てる」(大家族と戦争体験;自由な校風 未来の礎;父を支え、学校経営の道へ;民間の感覚を生かした学校改革;幕張に中高一貫の共学校を新設 ほか)

著者等紹介

田村哲夫[タムラテツオ]
渋谷教育学園理事長、学園長。1936年東京生まれ。58年東京大学法学部卒業。住友銀行を経て、70年学校法人渋谷教育学園理事長に就任。83年渋谷教育学園幕張高等学校を開校、つづいて86年同幕張中学校を設置し中高一貫校とする。96年渋谷教育学園渋谷中学校長に就任、99年同渋谷高等学校を開校。幕張中高、渋谷中高の校長を2022年まで務める。文部科学省・中央教育審議会副会長、日本私立中学高等学校連合会会長、日本ユネスコ国内委員会会長などを歴任

古沢由紀子[フルサワユキコ]
読売新聞東京本社編集委員。1965年生まれ。87年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。同年読売新聞社入社。山形支局、社会部、ロサンゼルス支局長、生活情報部次長、教育部長、論説委員などを経て現職。文科省・中央教育審議会大学分科会委員などを務める。教育問題を中心に様々なテーマで取材を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タカボー

6
渋幕の田村理事長が生徒向けに毎年行なっている講話。高齢なのに学年ごとに内容分けて毎年5回×6学年やってることも凄いし、内容も年と共に変えて、いつ何を伝えるのか練られているのがわかる。子供にとって知的好奇心を刺激してくれる大人が近くにいることは、とても大きなことだと思う。大人が読んでも勉強したくなる。色んな本を紹介してるから読みたい本もいっぱいあった。2025/05/26

aiaiai

2
(メモ)塙保己一とヘレン・ケラー。人生における読書の大切さ。マスクとアイデンティティ。進取の気性。哲学の重要な課題に「欲望をどのようにコントロールするか」その答えが宗教。2023/07/05

弥生

1
渋谷学園幕張中高、渋谷中高では校長先生が生徒に直接語りかける校長講和を実施する。 私が高校生だったら、このお話をうまく理解できていなかったんじゃないかなと思う。 学年毎にテーマが設けられ、それに沿いながらもリベラルアーツの幅広い話を繰り広げる。単なる“校長先生の話”ではない。2024/11/10

sekkey

1
何が好きか、どんなことをしたいのか。子供たちそれぞれが自分で考え行動できるような「自調自考」をベースに、上から目線で押し付けるような物言いがなく生徒たちの立場になって一緒に考えていく著者のお話ぶりに感銘を受けた。古典から昨今のベストセラーまで普遍性のある本のチョイスにも好感が持てた。国公立の教育機関も大いに参考にして、行政も教育にもっと多くの予算を割いてほしいものだ。2023/09/09

Hideichi Sekiya

1
超難関校の校長先生はどうして自らの講話を続けるのか? 先人たちに学び学生の自我・自主性をはぐくむ、、、この様な教育方針、イイかも。2023/06/09

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