太陽の男 石原慎太郎伝

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太陽の男 石原慎太郎伝

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120056192
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0036

出版社内容情報

『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した2人の天才を考察することで、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。東京都知事と副知事として、作家同士が都庁舎で折々語りあった猪瀬直樹が見た慎太郎の素顔とは……。『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』に続く作家評伝を、一周忌に満を持して上梓する著者渾身の書き下ろし。

プロローグ―ー「君が代」と「日の本」            
第1章 敗戦の子            
第2章 ヨットと貧困          
第3章 公認会計士の挫折と裕次郎の放蕩           
第4章 運をつかむ                      
第5章 スター誕生                      
第6章 ライバル三島由紀夫        
第7章 拳闘とボディビル  
第8章 『亀裂』と『鏡子の家』                
第9章 「あれをした青年」                   
第10章 挑戦と突破                
第11章 石原「亡国」と三島「憂国」   
第12章 「嫌悪」と「海」                    
第13章 天皇と核弾頭       
エピローグ――価値紊乱は永遠なり

内容説明

『太陽の季節』で日本中を熱狂させた「無意識過剰」「価値紊乱者」の石原慎太郎は、社会に何を警告したのか。三島由紀夫を動揺させ、多大な影響を与えた慎太郎。交錯、衝突し、天皇制と国家観をめぐって離反した2人の天才を考察することで、慎太郎がその作品群に込めた真意に迫った。東京都知事と副知事、また作家同士として都庁舎で折々語りあった猪瀬直樹が見た慎太郎の素顔とは…。『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』に続く作家評伝を、一周忌に満を持して上梓する著者渾身の書き下ろし。

目次

敗戦の子
ヨットと貧困
公認会計士の挫折と裕次郎の放蕩
運をつかむ
スター誕生
ライバル三島由紀夫
拳闘とボディビル
『亀裂』と『鏡子の家』
「あれをした青年」
挑戦と突破
「石原」亡国と三島「憂国」
嫌悪と海
天皇と核弾頭

著者等紹介

猪瀬直樹[イノセナオキ]
1946年長野県生まれ。作家。87年『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。96年『日本国の研究』で文藝春秋読者賞受賞。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授を歴任。2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。07年、東京都副知事に任命される。12年、東京都知事に就任。13年、辞任。15年、大阪府・市特別顧問就任。2022年から参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

198
久々の猪瀬 直樹、身近に石原慎太郎と接していた著者の石原慎太郎伝です。想定した内容と異なりましたが、知らないエピソードも多く(石原慎太郎と著者は、都庁の建物の中でテニス🎾をしたことがあります他)と、興味深く読みました。 石原慎太郎と三島由紀夫がこんなにも密接な関係があるとは思いませんでした(驚)2月は、本書で読了です。 https://www.chuko.co.jp/tanko/2023/01/005619.html2023/02/28

hideto

7
作家にして、国会議員、そして都知事を勤めた石原慎太郎。恐らく二度と現れないほどのスケールの大きな方だったと思いますが、そんな彼についての評伝です。改めて驚かされるのは著作の多さ。自分にとって国会議員、都知事としてのイメージが強いですが、やはり本質は作家なんだなと。そして、同時代を生きた三島由紀夫との対比はとても興味深いものがありました。都知事と副知事という間柄だった筆者ならではのエピソードも織り込まれていましたが、また語られる機会があるのか?あるのならばぜひ読んでみたいと思いました。2023/06/08

minoru

4
主に三島が生きていた時代までを中心とし、石原慎太郎を評伝している。彼の価値紊乱な生き方は顰蹙をしばしばかっていた。石原の「亀裂」と三島の「鏡子の家」の関係が気になった。 猪瀬氏自身もある意味石原節を継承しているかもしれない。2023/05/22

美少年

3
三島由紀夫と石原慎太郎の関係が、こんな関係だったとは知らなかった。石原慎太郎が一方的に、作家として三島由紀夫を崇拝していたものとばかり思っていました。改めて、二人の関係にいろいろな発見があり有益でした。2023/07/09

ホリエンテス

3
石原慎太郎の人生をなぞるのではなく、三島由紀夫との関連性を中心に著者の得意とするところで切り取ったのは良かったかも。 どちらかと言うと三島論にもなっているのが面白い。 もう少し都知事と副都知事絡みの話もあったらとは思うが、また別の機会にあるのかもしれないので期待。2023/05/01

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