歴史をうがつ眼

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歴史をうがつ眼

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784120056123
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

司馬遼太郎との10時間にも及んだ伝説の対談「日本の歴史と日本人」、青木和夫を聞き手に清張史学のエッセンスを語った表題作ほか、日本とは何かを問う歴史講演・対談集。単行本初収録三篇。
【没後30年記念出版】

【目次】*=初収録
思考と提出―私を語る*(随筆)松本清張[1973]
日本の文化*(講演)松本清張[1972]
日本の歴史と日本人(対談)司馬遼太郎×松本清張[1973]
歴史をうがつ眼*(対談)青木和夫×松本清張[1978]

内容説明

日本とは何かを問う極上の歴史談義。司馬遼太郎との伝説の10時間対談を収録。

目次

日本の文化―講演 松本清張(巨大な墳墓の誕生;財産費消で王朝交替;前方後円墳のナゾ ほか)
日本の歴史と日本人―対談 司馬遼太郎×松本清張(日本人はどこから来たか;朝鮮半島と日本の関係;日本人北方民族説 ほか)
歴史をうがつ眼―対談 青木和夫×松本清張(古代史と現代史と;文献史学と考古学と;聖徳太子とその時代 ほか)

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ]
作家。1909(明治42)年、福岡県小倉(現北九州市)に生まれる。51年、“週刊朝日”主催の“百万人の小説”で「西郷札」が三等に入選。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年に作家専業となる。58年に刊行した初の推理長篇『点と線』は大ベストセラーになり、一大推理小説ブームを引き起こす立役者のひとりとなった。70年『昭和史発掘』で第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koji

17
本書の「うがつ(穿つ)」は(保坂さんが清張の『史眼』と云っているように)「物事の本質をうまく的確に言い表す」という意味でしょうか。本書は4編から成る清張日本論。やはり圧巻は清張・司馬対談。ハノイの銅鐸から始まり、①日本人はどこから来たか、②朝鮮半島と日本は一つの地帯か、③日本人は北方民族か、④日本の近親婚風習、⑤天皇の位置づけ、⑥鎌倉体制による日本の成立、⑥応仁の乱は革命か、⑦日本人の統一願望、⑧尊皇、水戸朱子学、⑨近代国家とは何か、⑩自由民権運動とは、⑪歴史をどうみるかと、縦横無尽に語り尽くす満足の一冊2023/12/07

クラムボン

17
初めに「エコノミスト」創刊50周年記念の講演、次に司馬遼太郎との対談、最後は古代史学者の青木和夫との対談。これら三篇を通して感じたのは、清張さんの歴史に対する姿勢、飽くなき探求心だ。…やはり目玉は司馬さんとの対談。先ずは古代史から。清張さんの得意分野だが司馬さんも互角に渡り合う。戦国時代は意外にも司馬さんの発言に対して聞き役に回り、花を持たせる。そして幕末近代史に入ると白熱する。お互い自説を押し通し一歩も引かない。全体的には司馬さんペースで進んだようだ。14歳年下でも座談の名手ですからね。2023/05/22

田中峰和

5
歴史に造詣の深い作家松本清張と司馬遼太郎の対談が面白かった。互いに相手の意見を受け入れず、反論する場面が多く、編集者は冷や冷しただろう。万世一系に疑問をもつのは二人の共通点だが、戦国大名の野望に関しては違った意見だった。司馬の意見では足利義昭を担ぐことを諦めた信長は天皇を担ぐことにしたが、武将たちは将軍になろうとしたのではなく、天下に号令するのが目的だった。一方、松本は天皇から将軍のお墨付きをもらう大義名分が重要だったと考える。作家が述べると幻想になるが、学者がいうと説になると言う司馬。謙虚な意見だ。2024/05/14

のせなーだ

5
「眼力」ですね。鋭い。 対談では、書く文章とは違った能力などが、伝わる。2023/08/21

mura

5
松本清張氏が戦後史だけでなく古代史にも見識があるのは知らなかった。司馬遼太郎氏との対談は、お互いの意見を尊重しつつ、変に妥協せず自説は曲げずに話しているのは面白い、しかも50年近く前の対談で2度びっくり2023/03/05

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