出版社内容情報
3歳でバレエを始め、舞踊生活70年を超えてなお輝き続けるバレリーナ・森下洋子。読売新聞連載「時代の証言者」に大幅加筆のうえ単行本化。
内容説明
広島に生まれた少女は3歳でバレエに出会い、長じて世界中で「東洋の真珠」と絶賛された。偉大なアーティスト、ヌレエフやフォンテインからの宝物のような学び、日本バレエ界を共に牽引してきた清水哲太郎との珠玉の絆、松山バレエ団が紡ぐ命慈しむ舞台への祈り…。唯一無二の歩みを秘蔵エピソードと共に語る。
目次
第1部 踊り続けて70年(3歳からバレエ教室;爪先立ち泣かず我慢;厳格指導であざができる ほか)
第2部 輝き続ける理由―公演によせて(『ジゼル』―森下洋子、はかなさと美しさ(2003年5月3日)
『ドン・キホーテ』―端正な舞、衰えぬ森下洋子(2005年1月18日)
『眠れる森の美女』―森下洋子、息のむ美しさ(2008年5月3日) ほか)
第3部 私とバレエ(バレエとは何でしょう?;「三大バレエ」は選べない;プリマの条件 ほか)
著者等紹介
森下洋子[モリシタヨウコ]
松山バレエ団理事長・団長、プリマバレリーナ。1948年、広島市生まれ。3歳よりバレエを始め、葉室潔、洲和みち子、橘秋子に師事。11歳で単身上京。71年、松山バレエ団に入団、松山樹子に師事。74年、ヴァルナ国際バレエコンクールにて金賞受賞。文化庁在外研修員としてモナコに留学し、マリカ・ベゾブラゾヴァに師事。エリザベス女王即位25周年記念公演など海外でも幅広く活躍。日本人初の英国ローレンス・オリヴィエ賞など、数多くの賞を受賞。97年、女性最年少の文化功労者として顕彰される。2011年、松山バレエ団の団長に就任、バレエ団の創造活動の要として活躍。日本芸術院会員
祐成秀樹[スケナリヒデキ]
1965年、埼玉県出身。読売新聞東京本社編集委員。一橋大学社会学部卒。89年に読売新聞社に入り、盛岡支局などを経て95年から文化部に在籍。舞踊と演劇を担当する一方、若者向き紙面「popstyle」の編集長も務める。趣味はヴィオラとヴァイオリン演奏(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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