ユーラシア・ダイナミズムと日本

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ユーラシア・ダイナミズムと日本

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784120055553
  • NDC分類 319.04
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日本外交の新地平を切り拓くためには何が必要か。ウクライナ戦争、アメリカのアフガニスタン撤退、中国の一帯一路。影響圏拡大をめぐって大国がせめぎ合うユーラシア。劇的に変化する国際環境の中で日本が採るべき道とは。第一線で活躍する有識者が日本外交の課題を論じる。


序論──多極時代の「見識外交」 渡邊啓貴

第Ⅰ部 
第一章 ロシアのウクライナ侵攻を考える──国際社会に与えた衝撃と今後の課題 シンポジウム①
〈司会〉渡邊啓貴
今井宏平、宇山智彦、杉田弘毅、廣瀬陽子、松嵜英也、オフルィズコ・ヴォロディミル
第二章  国際社会とアフガニスタンの関係の正常化 シンポジウム②
〈司会〉渡邊啓貴
山本忠通、ナーディル・ナデリー、ヴィーガウダス・ウシャーツカス、アハメド・ラシッド
第三章 感情とイメージの地政学
──ロシア・ウクライナ紛争とアフガニスタン情勢に寄せて 宇山智彦
第四章 「ユーラシア外交」という日本の選択 高畑洋平

第Ⅱ部
第五章 「ポスト米国」のユーラシア・ダイナミズム 杉田弘毅
第六章 ユーラシアの地政学的変化と中国 三船恵美
第七章 「ユーラシア大国」ロシアの軍事戦略 小泉悠
第八章 ヨーロッパの「グローバル戦略」の中のユーラシア外交 渡邊啓貴
第九章 大国外交を多面化するインド 広瀬公巳
第一〇章 南コーカサスと「狭間の地政学」 廣瀬陽子
第一一章 ユーラシアに対するトルコの外交戦略二・〇──機は熟したのか? 
今井宏平

第Ⅲ部
第一二章 サイバーグレートゲームと二つのハートランド 土屋大洋
第一三章 ユーラシア・ダイナミズムと保健協力  詫摩佳代
第一四章 資源地政学からみたユーラシア 宮脇昇
あとがき 渡辺まゆ

内容説明

日本外交の新地平を切り拓くためには、何が必要か。ウクライナ戦争、アメリカのアフガニスタン撤退、中国の一帯一路。影響圏拡大をめぐって大国がせめぎ合うユーラシア。劇的に変化する国際環境の中で日本が採るべき道とは。第一線で活躍する有識者がその課題を論じる。

目次

序論―多極時代の「親米自立」
第1部(ロシアのウクライナ侵攻を考える―国際社会に与えた衝撃と今後の課題 シンポジウム1;国際社会とアフガニスタンの関係の正常化 シンポジウム2;感情とイメージの地政学―ロシア・ウクライナ紛争とアフガニスタン情勢に寄せて;「ユーラシア外交」という日本の選択)
第2部(「ポスト米国」のユーラシア・ダイナミズム;ユーラシアの地政学的変化と中国;「ユーラシア大国」ロシアの軍事戦略;ヨーロッパの「グローバル戦略」の中のユーラシア外交;大国外交を多面化するインド;南コーカサスと「狭間の地政学」;ユーラシアに対するトルコの外交戦略2.0―機は熟したのか?)
第3部(サイバーグレートゲームと二つのハートランド;ユーラシア・ダイナミズムと保健協力;資源地政学からみたユーラシア)

著者等紹介

渡邊啓貴[ワタナベヒロタカ]
1954年生まれ。日本国際フォーラム理事・上席研究員、帝京大学教授、東京外国語大学名誉教授、国際歴史学会議理事。専門は国際関係論、フランス外交史。東京外国語大学国際関係研究所所長等を経て現職。高等研究大学院(パリ)、ジョージ・ワシントン大学シグール・アジア研究センター客員教授、『外交』編集委員長、グローバル・ガバナンス学会会長、在仏日本国大使館広報文化担当公使等を歴任。1992年『ミッテラン時代のフランス』(芦書房)で渋沢クローデル賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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紙狸

17
2022年7月刊行。国際問題のシンクタンク「日本国際フォーラム」による論文集。この年2月に起きたロシアによるウクライナへの侵攻に関連した論考もある。北海道大学、宇山智彦教授が「心象地理」という概念を使っていて、ハッとした。バルト3国とウクライナはいずれもロシアの隣国だが、プーチン露大統領の心象地理上、ウクライナは特別なのだ。バルト3国がNATOに加盟してもロシアは冷静だったが、ウクライナのNATO加盟という構想にプーチンは感情的になる。歴史的にロシアとベラルーシ、ウクライナは一体だというのが彼の心象地理。2024/07/09

お抹茶

0
ロシアによるウクライナ侵攻,アフガニスタン戦争などを通して,各国の考え方を分析する。アメリカにとってユーラシアは地理的にも価値観的にも遠い存在だから,バイデン大統領が「アフガニスタンとの戦争に米国の国益はない」と言うまでもなく,アメリカがなんとかしてくれるという他力本願は幻想なんだなと思える。2022/09/20

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