狂伝 佐藤泰志―無垢と修羅

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狂伝 佐藤泰志―無垢と修羅

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  • サイズ 46判/ページ数 607p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055300
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『きみの鳥はうたえる』『海炭市叙景』『草の響き』……

芥川賞候補5回、41歳で自死した作家の全作品と膨大な手紙を読解、「1968年」からバブル期の文学状況と世相、作家の抱えた修羅に圧巻の取材で肉薄した、渾身の書き下ろし1500枚



佐藤泰志は村上春樹と同世代の作家。芥川賞に5度ノミネートされながら受賞できず、1990年に41歳で自死。しかし、2000年代後半になって再評価が進み、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』『きみの鳥はうたえる』『草の響き』などが次々に文庫化され、また映画化されている。



高校生作家として脚光を浴びながら、その作家生活が挫折に満ちたものになったのはなぜか。そして、30年の時を経て、その文学が読者の心を掴むのはなぜか。近親者はもとより、小学校のクラスメイトから大学時代の同人誌仲間、泰志が一方的に思いを寄せた後の直木賞作家・藤堂志津子、ライバルの作家たち、文芸誌編集者らまで、あらゆる関係者に直接話を聞き、文学に希望があふれていた時代の光と影を再構築する。

内容説明

『きみの鳥はうたえる』『海炭市叙景』『草の響き』…芥川賞候補5回、41歳で自死した作家の全作品と膨大な手紙を読解、「1968年」からバブル期の文学状況と世相、作家の抱えた修羅に圧巻の取材で肉薄した、渾身の書き下ろし1500枚。

目次

序章
第1章 「海炭市」の人々
第2章 函館物語
第3章 東京物語
第4章 生還
第5章 首都へ
第6章 その日を前に
終章

著者等紹介

中澤雄大[ナカザワユウダイ]
昭和42年(1967)新潟県長岡市生まれ。ノンフィクション作家。全国紙記者として政治や外交・安保、歴史問題、論壇、書評などを担当。現在、早稲田大学総合研究機構招聘研究員、大正大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぐうぐう

35
序盤、エッセイのような自分語りが続くことに懸念を覚えるも、その懸念は読み進めていくうちに霧散する。自分が佐藤泰志の評伝を書く資格があるかという自問と、それでも書きたいのだとする強烈な想いを綴る行為は、まずは読者(及び関係者)への許しを請おうとする著者の誠実さの表れだ。佐藤泰志の、決して長くはなかった、しかし濃密な人生を追い、語るための、それは覚悟でもある。つまり中澤雄大は読者以前に、佐藤泰志に誠実であろうとする。その誠実さは、十余年の時間を有し、1,500枚の大著として結実した。(つづく)2022/06/08

yoyogi kazuo

1
完成まで十一年余りの年月を要したという、六百頁に及ぶ力作評伝。待ちに待った刊行であり、その期待に応えて非常に面白く、大著にもかかわらず没頭して一気に読んだ。この評伝の素晴らしさは、佐藤泰志のネガティブな側面にも向き合い、取材を重ね、佐藤自身が妻や友人にも隠していた交際女性からきっちり詳細な証言を得て書き記していることだろう。えてして、最も鋭い批評は彼女らの口から飛び出るものである。2022/07/17

虫睦彦

1
大学四年の頃、母からその名を聞き、衝撃的な自死と小出版社の刊行により復活を遂げた「奇跡の作家」の物語に酔いしれ、復活刊行された書物を読み漁った佐藤泰志の評伝。とにかく著者の執念と地道な取材に敬意を評したい。「無垢と修羅」という副題や「狂伝」というタイトルにある通りの作家・佐藤泰志の生き様を描いた作品である。思えば佐藤泰志は辺境の作家で札幌ではなく函館、東京でも都心ではなく郊外にあり、描かれる作品世界もまるで華やかでない。文体も非常に淡白で、およそ純文学というものが想起するような艶やかさはそこには存在しない2022/06/21

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