最後の大君

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  • サイズ 46判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055027
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

映画の製作現場に君臨しながら、悲劇の影を背負う辣腕プロデューサー、モンロー・スター。ハリウッドの撮影所で繰り広げられる人間模様と、映画ビジネスの舞台裏。

『グレート・ギャツビー』の先を目指し、フィッツジェラルドが死の前日まで書き続けていた最後の長編小説。

作品を補完する著者の「覚え書き」を収録。

内容説明

非情なまでの辣腕と、桁外れの熱意、全盛を極めハリウッドに君臨するこの男を待ち受けるのは―運命の出会い、そして悲劇の影。“ギャツビー”の先を目指した最後の長編小説。

著者等紹介

フィッツジェラルド,フランシス・スコット[フィッツジェラルド,フランシススコット] [Fitzgerald,Scott]
1896年、ミネソタ州生まれ。プリンストン大学中退後、陸軍入隊。除隊後、コピーライターを経て、1920年、処女長編『楽園のこちら側』が全米ベストセラーとなる。同年結婚したゼルダ・セイヤーとの華やかで奔放な暮らしぶりで時代の寵児ともてはやされる。数々の短編を雑誌に発表するほか、25年刊行の『グレート・ギャツビー』などの長編も高く評価されるが、世界恐慌、ゼルダの病などが生活に影を落とし、失意と困窮のうちにアルコールに溺れ、40年、心臓発作で死去

村上春樹[ムラカミハルキ]
1949年生まれ。日本を代表する小説家であると同時に、アメリカ文学の優れた読み手として、カポーティ、フィッツジェラルド、カーヴァー、ペイリー、チャンドラー等の作品を手ずから翻訳し、精力的に紹介してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

192
村上春樹の新しい翻訳ということで読みました。フィッツジェラルド未完の遺作なので、グレート・ギャッビー等と比べると、どうしても劣ります。翻訳もあまり村上春樹らしさが出ていない気がしました。 https://www.chuko.co.jp/tanko/2022/04/005502.html2022/04/23

速読おやじ

23
30年以上前に読んだ記憶があるが、未完の作品で中途半端で当時は全く印象に残らなかったのだが、作者のメモも含めて村上春樹の翻訳により、生き生きと蘇った感がある。未完なままが、本当に残念でならない。これから物語が急展開する、、というところで唐突に終わるのだが、メモを元に自分で物語を想像することは可能だ。続きを他の作家が書くというプランもあったようだが、それも無くなった。フィッツジェラルドの小説は自分の年齢を重ねてゆけばゆくほど、しみじみと良さが分かる様になってきた。どこが?と聞かれても簡単に答えられないけど。2022/05/01

tokko

20
フィッツジェラルドの作品は読むたびに印象が変わる。だいたい1回目はあまりパッとしないんだけど、回を重ねるごとにその魅力を発見することが多い。この"Last Tycoon"もそうなるといいのだけれど。2022/06/04

29square

17
あらゆる意味での痛ましさがここにはある。 角川版で読んだのは遥か昔、当時は単なる未完の凡作と思った。 初章の見事な掴み。モノローグから機内の風景、夜明け、雲上へと映像的な展開の映えと静けさ。第二章からは逆に演出過剰ともいえる場面展開のなかで抑制された感情の痛ましさが余韻を残す。語り手の寄る辺無さも同様に痛ましい。 この小説は第5章の手紙の部分で終わっているべきだったかもしれない、けれどもそれに続く痛ましい残渣を見つめるのも、そういうこと込みの作品としてありなのかもしれない。2023/07/30

ポルコ

12
本来なら、この3倍ぐらいになったであろう絶筆作品。主人公モンロー・スターもクールで魅力的だが、語り手であるセシリアも勝ち気で可愛らしい。2024/01/17

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