銀座で逢ったひと

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銀座で逢ったひと

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120054662
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「銀座百点」連載のエッセイ、待望の書籍化。聞書きの名手である著者が、銀座で逢ったひととの思い出を綴る。粋人達の面影が甦り、特別な街への憧れがつのる一冊。


ロバート キャンベルさん推薦!

「バスの中バーの向こう、喫茶店を出たところ 著者が遭遇した賢人たちは全員ハッとするほど無邪気で語り上手。面影を一人ひとりゆかいに深く彫り進め、昭和から平成日本の文化を克明に小気味よく描き切っている。ロンドのごとく辻を替え、道を渡り、重なりながら目の前を流れる凛とした景色だ。愛おしさに時を忘れ、ページをめくった。」


【目次】

文学者の章

吉行淳之介さんの灰皿/丸谷才一さんのスーツ/堀口大學さんの扇子/戸板康二さんの冗談/ドナルド・キーンさんの象/梅原猛さんのコースター/池内紀さんの歌舞伎/色川武大さんの紙袋/小松左京さんの猫/井上ひさしさんの靴/石垣りんさんの砂糖壺/早坂暁さんのメモ


歌舞伎役者の章

十七代目中村勘三郎さんの挨拶文/初代中村獅童さんの拍手/六代目中村歌右衛門さんの花籠/十二代目市川團十郎さんのパフェ/四代目中村雀右衛門さんのスコッチ/二代目尾上松緑さんの木札/十八代目中村勘三郎さんの受付


女優の章

沢村貞子さんの着物/岸田今日子さんの教え/加藤治子さんの微笑/池内淳子さんの襟足/太地喜和子さんのジーンズ/岡田嘉子さんのダスビダーニャ/長岡輝子さんの声


俳優の章

平幹二朗さんの絵葉書/池部良さんの吸殻/小沢栄太郎さんのボストンバッグ/小沢昭一さんのブリーフケース/北村和夫さんの純愛/加藤武さんのご祝儀袋


落語家・画家・音楽家の章

桂米朝さんの黒紋付/古今亭志ん朝さんのフラ/安野光雅さんの座布団/岩城宏之さんの大鏡/五十嵐喜芳さんの咳払い


特別編

兄、眞之助の銀座

内容説明

著者が銀座で逢った忘れ得ぬひと、三十八名。粋人達の面影が甦る珠玉のエッセイ。

目次

文学者の章(吉行淳之介さんの灰皿;丸谷才一さんのスーツ ほか)
歌舞伎役者の章(十七代目中村勘三郎さんの挨拶文;初代中村獅童さんの拍手 ほか)
女優の章(沢村貞子さんの着物;岸田今日子さんの教え ほか)
俳優の章(平幹二朗さんの絵葉書;池部良さんの吸殻 ほか)
落語家・画家・音楽家の章(桂米朝さんの黒紋付;古今亭志ん朝さんのフラ ほか)
特別編(兄、眞之助の銀座)

著者等紹介

関容子[セキヨウコ]
エッセイスト。東京都生まれ。1958年に日本女子大学文学部卒業。雑誌記者を経て、81年『日本の鴬―堀口大學聞書き』で日本エッセイスト・クラブ賞、角川短歌愛読者賞受賞。96年『花の脇役』で講談社エッセイ賞、2000年『芸づくし忠臣蔵』で読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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佐島楓

69
最初から私の大好きな吉行淳之介さんのエピソードにやられてしまう。こんなひとだったら、そりゃ女性はいちころ(死語)でしょうなぁ~。そのほかにももう二度とお目にかかれない方々の思い出話が、まるで肉声そのままに語られ、昭和の時代に活躍されたひとたちは、知的にも人間的にも豊かだったのだなと感じ入った。わたしもこんな方々のように歳を重ねたいものである。そのための「現在」だと思えばいいのかな。2022/01/28

fwhd8325

56
素敵なエッセイでした。登場する方々は、みなさん度量が大きく素敵なエピソードに笑ったり、泣いたり。エッセイでこんなに泣いたのも初めての経験だと思います。こんな素敵な経験をされている著者には嫉妬を感じます。銀座は普段着で行ける特別な街なんだと思います。2022/03/14

hitotak

10
編集者・インタビュアーとして親しい付き合いのあった名だたる歌舞伎役者、俳優、文学者たちとのありし日の思い出が綴られている。丸谷才一や堀口大學などの教養人や一癖ある役者たちとの俳句のやりとりやしゃれた会話などの数々のエピソードを読むと、一時代前の知識人たちはみな博識で、且つ芸術文化への素養も持ち合わせていることが伝わってくる。自慢になるスレスレのところで筆を抑えているが、文学や芸事に精通し、相手をリスペクトしながらも知性のある会話の応酬ができる関さんがいかに彼らに親しまれ、愛されていたのかがよくわかった。2024/01/08

びかごん

7
知り合いに薦められる。 もう亡くなった方々ですが、検索して若い頃の写真を見ながら読むとその時を一緒に過ごした様な気持ちになった。お兄さんとのエピソードがとても良かった。作者はみんなから愛されていたのだな。2022/01/07

おぴよ

6
渋い本。全てが昭和っぽくて良かった。2022/05/13

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