自閉症の息子をめぐる大変だけどフツーの日々

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

自閉症の息子をめぐる大変だけどフツーの日々

  • 梅崎 正直【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 中央公論新社(2021/08発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 80pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月19日 22時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120054563
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「僕は息子から、一生分の何か重要なものを渡された気がする」――。アラサーとなった自閉症の長男。その出生から現在までを見守ってきた父親が、切実な中にもユーモアを交えながら綴った感動の家族史!

内容説明

「僕は息子から、一生分の重要なものを渡された気がする」。28年間の泣き笑い家族史。

目次

1 波乱の航海(「個性ではない。障害です」医師の厳しい言葉に…僕が初めて「自閉症」と向き合った日;どうして「ハイハイ」ができないの!?…夫婦でお手本を見せた日々 ほか)
2 洋介の世界(最重度ですが何か?…「パンツの絆」でつながる父と子の話;真夜中、屋根の上に裸の子どもが…謎多き「夜の生活」 ほか)
3 光のほうへ(わが子を悪く言うようで…葛藤する障害程度の調査 慣れてるつもりでも;「この子に障害がなかったら一緒にしたかったこと」をすればいい…背中を押され山へ ほか)
4 共に育つ(「息子より一日だけ長く生きたい」と思ったこともあるけど…;弟が兄を追い越してしまうのが怖かった頃…次男と僕のフクザツな話 ほか)
対談 小児外科医・松永正訓さん―障害のある子の自立とは…やがて来る「子離れの試練」

著者等紹介

梅崎正直[ウメザキマサナオ]
1966年北九州市生まれ。90年読売新聞東京本社に入社し、その年、信州大学病院(長野県松本市)で始まった生体肝移植手術の取材を担当。95年『週刊読売』編集部に移り、13年間にわたって雑誌編集に携わった。新聞の社会保障部、生活教育部(大阪本社)などを経て、2017年からヨミドクターを担当し、現在編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

97
著者は読売新聞の記者。今年28歳になる自閉症の長男との日々を綴った一冊だが、巻末の対談での松永正訓先生(小児外科医)のコメントが全てを言い表している:「まず、文章がとてもいい。深刻ぶってないし、過度にポジティブでなく、いい具合に肩の力が抜けていて」。この日まで、何度も絶望的な涙を流してこられたに違いないが、家族を信じ、よくしてくれる地域の人たちに感謝しながら、長男と向き合ってこられた著者(と奥様!)の温かな人柄が滲み出ていて、何度も目頭が熱くなる。社会が障害者とともにあるために大切なことを考えさせられる。2021/09/27

きいみ

25
読売新聞社の医療サイト「ヨミドクター」編集長の28年間の家族史。3歳児検診で言われた言葉…「個性ではなく障がいです」今でこそ「自閉症スペクトラム」と呼ばれ先天的な脳機能障がいとして認知されているが、我が子の障がいを認めて受け入れるまでには様々な思いがあった事だと思います。諦める事と得られるものひとつひとつ手放していかれる様がとてもリアルだけどきちんと向き合う事が出来たのは『人生に重苦しくこびりつくものから僕を解放してくれるのが息子の存在』だと思えるからでしょうか?心に響く言葉です。2021/11/10

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

19
大変だけど不幸ではない、とは家族に障害者がある方がよく言われることだけど、その大変さに自分の思いが全く至っていなかったことを猛恥。注射ができない、歯科治療ができない、そうか、そんな「当たり前」のことができないのか。「有難う」とはあり得ないことが起きるからそう表現するのだそうですが、当たり前が当たり前でない環境では全てが「有難う」なんだな、とちょっと目から鱗。頼ることが自立ということもよく言われますが、頼ってもらうことが当たり前という意識を持つことも重要だと思わされました。福祉とは相互支援だ。2021/10/17

のり

9
読みやすく、勉強になった。洋介さん(仮名)が自閉症と診断された時のこと、幼稚園や美容室から拒絶された時のこと、ゆっくりではあるが洋介さんの成長を実感できたこと、お母さんの介護とのダブルケアの話、いつか訪れる「親亡き後」について。やまゆり園の事件についても語られていた。とにかく色々と考えさせられました。読んでいて暗い気持ちにならなかったのは、沢山の大変な出来事の中にも梅崎さん一家の愛を感じることができたからだと思う。2025/02/15

みみりん

5
友人に自閉症のお子さんがいる。子育ての困難なことについてあまり話したことはない。ただお子さんがグループホームから家に戻る週末は常に夫婦で対応されているから大変さを察していたが、本書を読んで私の想像以上だった。障がいがあっても年齢にともなってその子のスピードで必ず成長していると教授が話していたのを思い出した。幼児でも当たり前のようにしているワクチン接種や虫歯治療など健康に生活するために必要なことをするのに苦労されている。こういうお子さん達が一緒に生きていかれる地域にしたいと思う。2022/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18363850
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品