出版社内容情報
東大教授による「ひざ本」の決定版。中高年になると、悩む人が多くなるひざ痛。ひざ関節は「前後の曲げ伸ばし」という単純な動きの機能しか持っていないが、ひざ痛に悩む人は非常に多く、その悩みも十人十色である。機能は単純なのに、なぜ痛みは複雑なのか。その疑問を、解剖学的な構造からひも解いていくと、実はひざの痛みはひざ自体だけに原因があるわけではないことがわかる。
下肢は、股関節とひざ、足首という三関節が連動して動いている。そのためこの三関節の動きを改善しなければ、ひざの痛みは消えない。
本書では、最新のスポーツ医学に基づいた豊富なビジュアル解説で、ひざにまつわる知識と痛みの改善法などを紹介していく。
第1章 ここを間違えていると治らない! ひざの痛みの基礎知識
第2章 原因は1つじゃない! ひざの痛みの種類について
第3章 「東大式ひざトレ」で、ひざの痛みを改善する
第4章 そうだったのか! ひざ関節のメカニズム
第5章 ずっと歩ける! 元気な「ひざ」のつくり方
内容説明
整形外科とバイオメカニクスの権威が徹底解説。歩けなくなったら大変!でも、病院へ行く前に本書を読んでみてください。すぐできる「ゆるひざ体操」で関節を元気に!
目次
第1章 ひざと痛みの基礎知識
第2章 ひざ関節のメカニズム
第3章 変形性ひざ関節症とは何か?
第4章 自宅でカンタンゆるひざ体操
第5章 ひざと歩き方のサイエンス
第6章 スポーツによるケガ、その他のひざの病気
著者等紹介
福井尚志[フクイナオシ]
1960年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授、整形外科専門医。医学博士。東京大学医学部卒。独立行政法人国立病院機構相模原病院臨床研究センター客員研究員。日本整形外科学会、国際変形性関節症学会会員。ひざ関節の疾患を専門とし、とくに変形性ひざ関節症については20年以上にわたって研究を続けている
深代千之[フカシロセンシ]
1955年生まれ。東京大学名誉教授、日本女子体育大学学長。教育学博士。一般社団法人日本体育・スポーツ・健康学会会長、日本バイオメカニクス学会前会長。スポーツバイオメカニクスの第一人者で、トップアスリートの動作分析のほか、子どもや大人の運動能力開発法など、高齢化社会における健康維持のあり方について幅広く研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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