イギリス海上覇権の盛衰〈上〉シーパワーの形成と発展

個数:

イギリス海上覇権の盛衰〈上〉シーパワーの形成と発展

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 15時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120053238
  • NDC分類 397.233
  • Cコード C0022

出版社内容情報

イギリス海軍の興亡を政治・経済の推移と併せて詳細な史料から描き出す戦略論の名著。オランダ、フランス、スペインとの戦争と植民地拡大・産業革命を経て絶頂期を迎える。ベストセラー『大国の興亡』の著者の出世作を初邦訳。




二〇一七年版原著者まえがき


序章 シーパワーの要素




第一部 興隆


第一章 イギリスのシーパワーの黎明期(一六〇三年まで)


第二章 スチュアート朝時代の海軍と英蘭戦争(一六〇三―八八年)


第三章 フランスとスペインに対する戦い(一六八九―一七五六年)





第二部 絶頂


第四章 勝利と躓き(一七五六―九三年)


第五章 フランスとの闘争、ふたたび(一七九三―一八一五年)


第六章 パクス・ブリタニカ(一八一五―五九年)

内容説明

蘭、仏、西との闘争に勝利、植民地拡大・産業革命を経て絶頂期を迎える。イギリス海軍の興亡を政治・経済の推移と併せて詳細な史料から描き出す戦略論の名著。

目次

シーパワーの要素
第1部 興隆(イギリスのシーパワーの黎明期(一六〇三年まで)
スチュアート朝時代の海軍と英蘭戦争(一六〇三‐八八年)
フランスとスペインに対する戦い(一六八九‐一七五六年))
第2部 絶頂(勝利と躓き(一七五六‐九三年)
フランスとの闘争、ふたたび(一七九三‐一八一五年)
パクス・ブリタニカ(一八一五‐五九年))

著者等紹介

ケネディ,ポール[ケネディ,ポール] [Kennedy,Paul M.]
イェール大学歴史学部教授。1945年イングランド北部ウォールゼンド生まれ。ニューカッスル大学卒業後、1970年にオックスフォード大学で博士号を取得、1970年から1983年までイースト・アングリア大学歴史学部に所属し、1983年から現職。また、イェール大学国際安全保障研究所所長、イギリス王立歴史協会フェローなど数々の要職も務める。国際政治経済、軍事史に関する著作や論評で世界的に知られる

山本文史[ヤマモトフミヒト]
近現代史研究家。1971年フランス・パリ生まれ。獨協大学英語学科卒業、獨協大学大学院外国語学研究科修士課程修了、シンガポール国立大学(NUS)人文社会学部大学院博士課程修了。Ph.D.(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

11
【概要】イギリスが海上覇権を樹立するまでの道程を解説する。【感想】上巻はチューダー朝からパックス・ブリタニカを確立した1859年まで。シーパワーの弱点として敵対国が海外交易に依存しない自給自足体制を確立した国家に対して決定的な有効打にならず、屈服させるにはさらに強大な陸軍が必要になる。そのため、一国が大陸を支配する状況を防ぎ都度同盟国家を求める勢力均衡が国家戦略となった。海軍、植民地、交易が相互補完の関係にあり、膨大な戦費調達を可能にした金融財政制度、政府への信用といった経済力もシーパワーを支えた。2023/01/30

MUNEKAZ

10
イギリスのシーパワーの盛衰を描いた古典。上巻はテューダー朝からパクス・ブリタニカの時代まで。海軍の実力のみを強調するのではなく、それを支える柔軟な財政システムや大陸側の同盟国の存在を重視しているのが印象的。とくに後者は、「長い18世紀」の中で唯一の敗北が、孤立無援に追い込まれたアメリカ独立戦争なのが良い証左。現代のシーパワー国である米国が、同盟国の維持に意を尽くしているのも頷けるところ(逆に中国はこの辺どうなんでしょうね)。著者の2017版の前書きも、中国の台頭をどう見るかというもので興味深い。2020/08/15

ワッキー提督

5
1974年から版を重ねてきた名著。その歴史的過程から「イギリス海上覇権」がどのような経過を辿ったかを叙述し、その中で「シーパワー」の特性に関係する歴史的事象を描き出している。上巻では15世紀から始まる黎明期から、ナポレオン戦争における勝利によって達成された、「パクス・ブリタニカ」としてイギリス海上覇権の最盛期までを描いている。 特に2017年版前書きにおける現代に関する考察と、第5章・第6章の、ナポレオン戦争とその後の時代に対して、イギリスのシーパワーがもたらしたものとその限界の記述は、大変興味深い。2020/09/06

rineoskiss

1
上巻は、ナポレオン戦争、パクス・ブリタニカの確率まで。蒸気船以前においても海軍は経済と(植民地と)相互補間的な三角関係が保たれていたことに納得。戦列艦の保有数が海軍の規模を示したり、良い木材資源へのアクセスが地政学的に重要であったり、昔から似たようなことしてたんだなと思った。2021/07/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16288633
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。