出版社内容情報
あのテレビ番組にお祭りの屋台、町並み、音楽、車、バブル。そして友達、初恋の人……。二度目の東京オリンピックを迎える定年世代にあの日々が帰ってくる!? 過去の出来事・思い出と現実が交錯する、全7編収録のじわっと染み入る小説集
【収録作品】アイドルを探せ/バス運転士/バブルの頃/テレビ男/聖火/ステイン・アライブ/夏の迷い子
内容説明
バカ騒ぎの日々、苦楽味わった仕事、そして定年―男達は過去と現実のあわいに足を踏み入れ、明日を歩き始める。珠玉の短編集。
著者等紹介
泉麻人[イズミアサト]
1956年東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。東京ニュース通信社に入社、「週刊テレビガイド」の編集のかたわら「スタジオ・ボイス」「ポパイ」などに原稿を書き始める。84年退社、フリーのコラムニストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
3
昭和三十年代生まれを主役とした短編集。おそらくその世代の方々が読んだら腑に落ちるのかもしれない。2023/01/07
ひろ
1
表紙がすごくステキ! 迷子とは言え子どもの話ではなく、昔子どもだった人たちのお話でした。2023/08/12
ばくちく
1
2020年に発行された本作品。 昭和初期からバブル時代までの当時や、その思い出を振り返っている7つの物語たち、 2020年に還暦すぎの人達ならジャストの物語なのでスゴイ楽しめるのかなぁって思いました。 2022/11/07
たま
1
昭和の近しい年頃であれば懐かしくもあり。2020/10/04
Hirochan
1
昭和世代には教習を感じさせる短編集、もう戻らない日々、まぁ今も悪くないけど。 『聖火の男』が良かった。2020/08/31