出版社内容情報
作家として、僧侶として、瀬戸内寂聴さんはたくさんの名言を残しています。年齢を重ね、老いを受け入れ、周囲との人間関係や、家族のかたちも変わっていくなかで、私たちは、その言葉に心のよりどころを求めます。
本書は『婦人公論』に掲載された瀬戸内寂聴さんのエッセイ、対談、インタビューから厳選したものです。
私たちの気持ちに寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる瀬戸内寂聴さんの言葉を、この一冊にぎゅっと詰め込みました。
内容説明
泣きたいときは辛抱しない。自分を変える革命は何歳でも起こせる。現世なんてサンドイッチのハムより薄い…健康・夫婦・子育て・老い・人づきあい。迷ったら立ち戻りたい、熱く優しい希望のことば。
目次
第1章 教えて!寂聴さん―悔いなく生きるコツ(この世に一人の自分を、自分が認めてあげる;95歳で得た気づき―。もう充分生きたと思ったけれど ほか)
第2章 人生を照らす8つの話(悩みの正体―悩み、迷うことこそが生きている証なのです;怒りとのつきあい方―幸せは笑顔に集まるもの ほか)
第3章 人生を変える3つの対話(横尾忠則―「あの世」と「この世」はつながっています;小保方晴子―小保方さん、あなたは必ず甦ります ほか)
第4章 心を揺さぶる愛と決意の手記(「妻の座なき妻」との訣別;“佛の花嫁”になった私の真意)
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。小説家、僧侶(天台宗権大僧正)。東京女子大学卒業。21歳で結婚し、一女をもうける。京都の出版社勤務を経て、少女小説などを執筆。1957年に「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞、本格的に作家生活に入る。1973年に得度し「晴美」から「寂聴」に改名、京都・嵯峨野に「曼陀羅山 寂庵」を開く。女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、泉鏡花文学賞など受賞多数。2006年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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