出版社内容情報
私は見かけは穏やかに生きてきた。夫の三浦朱門が亡くなって二年が経つ。知り合いには「私は同じ家で、同じように暮らしております」といつも笑って答えている。見た目の生活は全く変わらないが、夫の死後飼い始めた2匹のネコだけが、家族の数を埋める大きな変化である。老後の日常を切り取った暖かいエッセイ集。
「婦人公論」巻頭で話題沸騰の待望の書籍化登場。
内容説明
人生後半、一番重要なことは諦めること。87歳。幸せな暮らし。暮らしごと・ひとりごとの新しい提案―。「婦人公論」人気連載の書籍化。
目次
猫との生活
猫のお母さん
「世間」とはその程度
磨き立てた鍋
世間に学ぶ
マグは我が友
居場所
卓上の幻想
何かが足りない
台所の客
会話力
最高の料理人
便利なほうを選ぶ
予測しなくても生きられる
土持ち
猫の言葉
人生の傷は痛いか
制服と行進
空間を守る
目的までの長短
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。「遠来の客たち」で文壇デビュー。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。2003年に文化功労者。95年から05年まで日本財団会長を務めた。72年、NGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」を始め、12年代表を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
布遊
30
87歳だそうだが、お元気。6ポストイット。*一つの書物を、個人の感覚で受け止めるのが、成熟した個性*人には、絶えられないほどの苦痛は与えられない*60歳から、治療や予防のための過度の医療行為を受けないことにした*個人の死期を決めるのは、「神仏」のお仕事*人間は、個人として最も適切な年齢に死ぬようになっている。その自然な運命を乱すのが、事故と戦争*一番重要なことは、諦めること。2019/05/17
にゃおにゃお
8
87歳の筆者が潔くてかっこいい。人間は個人として最も適切な年齢に死ぬようになっている。その自然現象を乱すのが、事故と戦争。この二つの社会現象だけを起こさないように、社会は努力すべき。自殺はもっとも思い上がりの激しい人のやること。 人生とは、日々の当り前のことを積み重ねて、充分なのである。 一人の人間の私と猫2匹の楽しい毎日がまた来る。 こんな風に生きていきたいな!と実感しました!2019/08/30
Doris
4
身辺を整理しつつ、2匹の猫と暮らす毎日。なんだか伸びやかでいいな。『自分だけのマグでお茶やコーヒーを飲む。その時、心の個室を持てる。』なんとなく印象深い言葉。2019/05/27
あや
4
飼っている猫さんのお写真がかわいい。2019/04/20
あと
2
高齢となった著者がシンプルな暮らしの中で日々の思いを綴る。シンプルな生き様が参考になる。猫を飼ってみたくもなる。2019/10/19
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