出版社内容情報
『デルフィニア戦記』の刊行開始から25年という節目を迎え、記念となる豪華愛蔵本を刊行。各巻ごとに収録話数に添った書きおろし小説を収録。Ⅵ巻は『スーシャの祈り』
著者等紹介
茅田砂胡[カヤタスナコ]
5月3日生まれ。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Artemis
11
ついに完結。すごい対策だった。世界観も人物像も、キャラクターのもく作り込まれていて、善悪だけではなく、人言の上で持ってうごkされる、合理性だけではない人間らしい、相手を大事にする思いやるのある行動にも感動だった。2020/10/14
midorino
6
読み終わってしまった。何度目かの再読にも関わらず、リィがデルフィニアを去る時が近づいてくると物語が終わってしまう寂しさを感じた。まだ別シリーズでお話は続くし、リィたちが再会するのも分かっているんだけど、やっぱり私はデルフィニアの王妃として国王と並ぶリィが一番好きだ。書きおろしは子どもたちと共にスーシャを訪れるウォルたちを描く『スーシャの祈り』。あぁさみしい。2020/06/07
Mayumi O
1
終わっちゃった....やっぱり面白い。そして、続きへと読み進めてしまうのだよな。2021/09/09
パスカル
1
書き下ろしが珠玉。この場にリィがいればと思わずにおれない。フェルナンが即位するくらいに、またひょっこりと顔を出してくれたらなーなんて。何回も読み返してしまうし、しみじみデルフィニア戦記は面白いわ。2019/10/18
沙翁
0
【002】ラストの数十ページは読み返すたびに迫りくる別れにいつも胸の内がぎゅっとするんだけど、書き下ろしでぼろぼろ泣いてしまった。わたしはこのシリーズを繰り返し読むばかりで別の作品にどうしてもいけないのだけど、彼らは作中で描かれていないところで時を経て命を育んでいるんだなあって、初めて知る子どもたちの名前を読みながら思った。ずっと本棚の定位置にある全仕事の中の「紅蓮の夢」、読もうかな。2020/01/06