元禄お犬姫

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120050831
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

徳川綱吉が発した「生類憐れみの令」のもと、野犬も「お犬様」と呼ばれた時代。中野で犬小屋支配の助役を勤める森橋家の娘・知世は、祖父、母、弟とともに小石川の剣術稽古場・堀内家の離れに移り住む。彼女は、二十一歳の嫁き遅れの身だが、どんな犬でもたちどころに手懐けてしまうことから「お犬姫」と呼ばれている。年の瀬も迫った頃、近所の牛天神を詣でた知世は、足を痛めて身を潜めていた香苗という女性と出会う。そこに現れたのは浪人者・河合真之介。知世は真之介の手を借りて、香苗を助け出すが……。
『婦人公論』好評連載、待望の書籍化。

諸田 玲子[モロタレイコ]
著・文・その他

内容説明

中野で犬小屋支配の助役を勤める森橋家の娘・知世は、母の療養のため、祖父、弟ともども小石川の剣術稽古場・堀内家の離れに移り住む。彼女は、どんな犬でも手なずけてしまうことから「お犬姫」と呼ばれている。家族や道場の人びととの語らい、仇を追う浪人への恋心、盗賊一味との対決、そして忠臣蔵事件。知世の周囲で織りなされる、さまざまな人間模様、犬模様を、やわらかに、あたたかく描いた時代小説。

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
1954年静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒。96年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞を、07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞を、12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とん大西

99
生類憐れみの令が施行されて十余年、江戸の町は大量の『お犬様』であふれかえる。皆が手を焼く野犬、猛犬のたぐい。それをいとも容易くてなずける旗本御家人の娘・知世。「いいこだから、いらっしゃい」-握り飯を差し出すお犬姫知世に敵意剥き出しの野犬の群れも尻尾を振ってなつきだす。そんなお犬様との奇縁がもとで騒動に首を突っ込む羽目となる姫。窃盗事件、仇討ち、挙げ句の果ては忠臣蔵。お転婆お犬姫の青春記という感じかな。そやけど『お犬さま』に苦労してる割には、みんな生類憐れみにそこそこ順応しちゃってるんやね(^o^;)2018/10/14

初美マリン

87
犬を大切に思う娘と生類あわれみの令と元禄と題名にあるように、討ち入りを絡めた小説、タイトルがこの作品のすべてを表現していた2018/11/08

星落秋風五丈原

36
意外と諸田さんは忠臣蔵好き?今回も忠臣蔵絡み。綱吉時代に犬にめっぽうなつかれるお犬姫の一家が引越し先で様々な事件に遭遇。その一方で赤穂藩騒動が進行。2018/06/14

pohcho

34
生類憐みの令の時代、どんな犬でもたちどころに手懐けてしまう「お犬姫」を描いた連作短編集。(姫と言っても武家の娘なので、姫ではないのだが)「盗賊お犬党」が出てきたり、お犬姫の想い人の仇討ち話などがあり、物語の裏では赤穂浪士の討ち入りが進行している。ミステリーというほどではないし、コミカルでもないし、ほのぼのやしみじみには後一歩のような気もするし。つかみどころのない印象だったが、さらりと読了。 . 2018/07/02

信兵衛

33
諸田さんは元々好きな作家のひとりなのですが、本作に関しては、それなりに色々なドラマが織り込まれているものの、もう一つ面白いとは思えない、というのが正直な感想。2018/06/21

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