出版社内容情報
「二人がワインを飲まなければ、いやワインを飲むのが夫か私の一人だけであれば、
私たちは、もう少し広くて快適な家に住んでいるに違いない」(本文より)
パリに根を下ろし、フランスのワイン文化に魅せられて三十余年。
日々ワインに身を浸すなかで、今も新たな発見がある――
ブルゴーニュの葡萄畑で見つける陶片に修道僧の生活を思い、
歴史をひもとき、各地をめぐる。
醸造家たちとの語らい、銘酒の利き酒、
スーパーマーケットで見つける掘り出し物、南仏、イタリア、グルジア、イスラエルのワイン、シャンパーニュの豪快な楽しみ方、ロゼをおいしく飲む方法……
探求心とさまざまな出会いに育まれた
深い味わいの体験的エッセイ
内容説明
醸造家との語らい、銘酒の利き酒、スーパーマーケットで探す良質の一本。シャンパーニュやロゼの意外な楽しみ方。南仏、イタリア、グルジア、イスラエルのワイン。古代に思いを馳せ、歴史を旅するひととき…。好奇心と出会いに育まれた、深い味わいの体験的エッセイ。
目次
ワイン色の海を眺める幸福感
ワインはわかる、わからないではない。好きか、嫌いかだと思う。
ロゼのオンザロックを南仏で
ボージョレへのお詫び
ブルゴーニュ・ワインとブルゴーニュ公
とびきり愉快なグルジアの古いワイン文化
古いワインの利き酒―修道院の廃墟で発見された一本の赤ワイン
古武士の品格が漂うワイン
三十年、酒蔵で寝かせたワイン
イスラエルの海とワイン〔ほか〕
著者等紹介
戸塚真弓[トズカマユミ]
1961年、跡見学園短期大学卒業。78年よりパリ在住。カルチェ・ラタンでの暮らしは二十余年を数える。フランスワインと料理を愛好するエッセイストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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