出版社内容情報
「小説BOC」第6号は、伊坂幸太郎、朝井リョウをはじめ豪華執筆陣による、話題の競作プロジェクト「螺旋」がすごいことに!? 六回目を迎えたこの企画で、執筆陣たちが企んだ共同創作の醍醐味とは? 特集は「モテ本」をコンセプトに企画。電波組.incの夢眠ねむさん、「王様のブランチ」でおなじみの早稲田大学の市川先生が登場。ねむさんが読者と一緒に「モテ本」を探ります。読み切り特集は「女子高生さくら」をお題に、長嶋有、大沼紀子、渡辺優、支倉凍砂の有名執筆陣がいろんな「さくら」を描きます! 乞うご期待!
内容説明
競作連載第6回・螺旋―横断コラボ決行、8作品に“共通シーン”!?読み切り特集・JKさくら―同じ名前をもつ女子高生のある日。特集・モテ本!つながる読書。中央公論新社創業一三〇周年記念企画。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徳浄さん
17
デルフィニア戦記ポーラの戴冠式のみ読了。ドラ将軍も孫たちにかかればタジタジ。ほほえましいw。2017/07/20
まりもん
15
登録忘れ。相変わらずの読み応えに満足。2017/09/23
nono
14
図書館本。又々デル戦のみ。タルボ、ドラ伯爵が子供達に苦戦。そう言えばそんな事もあったなぁと思い出せるエピソードも忘れた記憶も有り、ますます本編を再読したくなる^^2018/01/04
やすお
13
今回の「螺旋」では、各作品内で共通のシーンを入れる試みがなされた。各作品のストーリーは異なるので、そんな強引なことをすると、作品のバランスが崩れそうだが、プロの作家はやはり違うなと。見事に共通のシーンを挿入した。同時並行の螺旋なので可能な試みであり、さらに螺旋が固く絡み付いた感じがする。今後は自然に各作品間にはられた伏線が絡み合いつつも回収されていくと予想される。先が楽しみなプロジェクトである。2017/08/15
まみ〜
11
『螺旋』プロジェクトは、ついに作品同士がリンクを始めました!そして冒頭の座談会で語られていた「共通シーン」もあって、今まで以上に読み進めるスピードが早かった(笑)座談会の様子も面白かったし(笑)天野純希先生が今作で描いたのが織田信長と明智光秀で、たまたま直前に読んでいた葉室麟先生の『墨龍賦』と全く同じ時期だったので個人的にめっちゃテンション上がりました(笑)そして伊坂幸太郎先生の「近未来」が今作からスタートしましたが、のっけから面白い(笑)あと、巻末の東出昌大さんのインタビューも良かったです♪2017/09/27