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北条早雲―明鏡止水篇

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  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049767
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

宿敵・茶々丸との死闘、悲願の伊豆統一と小田原城奪還…。理想の国造りのため腹を括った男は、いよいよ鬼となる。シリーズ第四弾!

内容説明

屍が導く、関東への道!宿敵・足利茶々丸との最終戦と悲願の伊豆統一、再びの小田原城攻め、そして長享の乱の終結…己の理想のため鬼と化した男に、もはや安息はない。

著者等紹介

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年、北海道生まれ。98年に第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。伝奇小説、警察小説、時代・歴史小説と、幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

290
茶々丸との最終決戦に小田原再征、そして物語のラスボス的ポジションになるのであろう三浦氏の御披露目と、今までのどの巻よりも戦を活写した四巻。第一部の深根城から、知略入り乱れて手に汗を握る場面が続く。小さな危機を演出して、そこから鮮やかにひっくり返していく見せ方が上手で、どの戦も楽しく読める。山内と扇谷の両上杉の立場や力関係がコロコロ変わって、都度状況が一変するのも興味深かった。氏綱が成長して頭角を表してくるのも良いが、その反面、弥次郎の死があったり、最終巻ではもう何人か散っていきそうな寂しい予感がする。2021/06/02

優希

100
目まぐるしい動きに引き込まれますね。小田原を手に入れた代償があったからこその戦いへの道があったように思います。南伊豆を統一し、再び小田原攻めへと挑む。自ら招いたことは自らの力で解決することが早雲の手腕のように見えました。足利学校所縁の武将の活躍がかなり見受けられますが、史実ではどうだったのかがきになるところです。次巻はいよいよ完結編になるのでしょうか。早雲、そして北条家の行く末がどう描かれるのか、楽しみです。2017/07/25

さつき

73
宗瑞のゆく道は、今回も多事多難でした。茶々丸との決着。大地震に大津波。再びの小田原攻め。自分の進むべき道を見極めようと座禅を組む姿がいつも以上に頻繁に見られ、苦悩の深さが思いやられます。次はとうとう最終巻。楽しみです。2018/10/16

まちゃ

71
シリーズ第4弾。足利茶々丸を倒しての伊豆平定。そして、大森氏からの小田原城奪取。理想のために犠牲を払い鬼と化した早雲の苦悩と覚悟。面白かったです。次回作も楽しみです。2017/09/23

ポチ

67
伊豆と小田原城の制圧が丁寧過ぎるくらいに書かれている。読み応えのある巻でした。次巻はいよいよ三浦道寸を打ち破り東相模と三浦半島を領土とするのか⁈(^^)2017/05/21

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