暴走司会者―論客たちとの深夜の「激闘譜」

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暴走司会者―論客たちとの深夜の「激闘譜」

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049262
  • NDC分類 699.64
  • Cコード C0036

出版社内容情報

まもなく30年目を迎える「朝まで生テレビ!」の象徴的存在でもある著者が、野坂昭如、大島渚らパネリストたちとの論戦を振り返る。

内容説明

いま明かされるあの激論の舞台裏。「朝まで生テレビ!」の30年。

目次

第1章 「公平でない」「発言しすぎる」は、私にとっての褒め言葉
第2章 手応えを感じた原発論争―反対派と推進派が直接対決
第3章 自粛ムードの中、あえて天皇と天皇制を論じる
第4章 野坂昭如抜きには成り立たなかった差別問題論争
第5章 野村秋介との対話で確信、右翼とも議論はできる
第6章 ときには同志、ときには好敵手―野坂、大島、西部…素顔の論客たち
第7章 本物っぽく見えた麻原彰晃―宗教を扱う難しさを実感
第8章 対米従属か、自立か―安全保障をめぐり意見は真っ二つ
第9章 これからは彼らが主役―若手論客に教えられること

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年(昭和9年)、滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て、フリーに。以後、活字と放送の両メディアで精力的に活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

66
タイトルが大げさだ。朝まで生テレビの田原総一朗氏が番組で取り上げたいくつかのテーマについて振り返る。原発、天皇、差別問題、宗教、安保他。テレビで扱うにはシビアなものも多かったようだがあえてそれに触れ議論したことは評価したい。論客とはいうものの声高に持論を叫ぶ方も多かったように思う。暴走司会者というより暴走する論客たちを仕切る司会者といったほうがふさわしい。すこし期待しすぎた。図書館本。2017/05/19

チェアー

9
これはあんまり面白くなかったなあ。朝ナマの裏舞台的な話が主なんだけど、自慢話(朝ナマをやったこと自体は十分自慢できることなんだけど)っぽいところが鼻につく。また、出演者の人物像も表面をさらりと書いたようなものだし。原発などへの田原さんの姿勢も私とは違うので、そこの違和感も根底にあるのかもしれない。2017/02/26

72ki

2
読んでいて急に思い出したのだが、かつて『朝生』のスタジオ観覧に行ったことがある。多分テーマは「原発」だったような気がするが、今の今まで忘れていたくらいなので違うかもしれない。『朝生』はバブル期にはじまって、現存している数少ないテレビ番組の一つだ。そういう意味ではバブルの象徴といっても過言ではないかもしれない。平野ノラはネタにしてないが(と思う)。2017/01/27

えぬ氏もわるよのぉ

1
田原総一朗が司会を務める『朝まで生テレビ!』の回想本。田原は賛同出来ないところもあるけど、『電力需要を賄うためには原発もやむなし。だが将来的には止めるべき』とか、「戦後、もしも天皇制がなくなっていたら、日本は共産化していたかもしれない」とかは、なるほどと思った。2020/08/05

triple_port

1
なるほど、と思う部分と美化している部分があると感じるのは、自著だから止むをえまい。。。2017/04/25

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