出版社内容情報
「皇室御用達ロングセラー」「元祖キャラクタービジネス」…。子供服に全力を注ぎ、神戸から東京、世界へとはばたいた名経営者の生涯。
内容説明
「皇室御用達ロングセラー」「元祖キャラクタービジネス」神戸から東京、そして世界へとはばたいた名経営者の生涯。
目次
第1章 深窓の令嬢
第2章 4人の主婦
第3章 誕生と躍進
第4章 ソーレツな女
第5章 ポリシーの貫徹
第6章 苦難への挑戦
著者等紹介
中野明[ナカノアキラ]
1962年生まれ。ノンフィクション作家。同志社大学理工学部非常勤講師。情報通信・経済経営・歴史民俗の三本柱で執筆する。中国語、韓国語に翻訳された作品は20点を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
知らないというのは一つの武器にもなり得る。最も重要なルールを定めて、相手によらずにそれを貫き通す。相手の素性や商習慣を知っていればそれに習わなければいけないと考えるようなところでも、知らなければ自分たちのやり方を主張できる。それが正しければ、結果としては受け入れられて、自分たちだけの地位を勝ち取ることができる。2017/06/17
元気伊勢子
4
評伝を、ずっと読んできたが、これほど明るい気持ち、楽しい気持ちになって読めたのは初めてだった。自分に、興味のある分野だからかもしれない。私は、ファミリアの服は、縁がなかったように思う。一介のお金持ちの主婦仲間達が、会社を興すというサクセスストーリーは、なかなかないだろう。表紙の酒井駒子さんの絵が、可愛い。2020/08/02
しおこ
3
子どもが生まれ、ファミリア好きになったので。あの時代に妻がバリバリ働くことを許す夫、それに協力する姿はまさにファミリー🤝🏻スヌーピーとやたらコラボするなあとは思っていたけれどそういきさつがあったとは思わなかった。みなさん働きながらも長生きされてて素晴らしい。2022/10/23
風坂
3
高級ベビー用品ブランドのファミリアが、何故高級なのかが納得できる。朝ドラでは大人しくおっとりしている主人公が、この先坂野さんのようにデザイナーを泣かせるような、自社製品に厳しく熱意を持つ人物に変わっていくと思うとドラマも楽しみ。子供のサイズによって値札の色を変える、幼稚園のグッズをお弁当箱と袋の柄を揃えるなど、今では普通にあることがファミリア発祥なのに驚いた。先見の目が素晴らしい。奮発してファミリア商品を購入してみようかな・・・とお財布の紐の固い私にも思わせてくれた。2016/11/13
takao
2
ふむ2023/02/16