出版社内容情報
◆現代日本を代表する知識人の歩み山崎家の家系。小学校時代。満洲での終戦と引き揚げ体験。京都大学での学生生活。劇作のきっかけとアメリカへの留学。評論活動の開始。政治との関わり。サントリー文化財団設立の経緯など多岐にわたる文化活動……。現代日本を代表する知識人が、自らの歩んできた道を回顧する。13回に及ぶインタビューの記録を初めて公開。
内容説明
満洲における終戦体験、多彩な劇作・評論活動の展開、そして政治との関わり―ロングインタヴューの記録によって明らかにされる、ある知識人の歩んだ道と戦後史の一断面。
目次
満洲時代の記憶
鴨沂高校、京都大学文学部時代
劇作家としての出発、アメリカ留学
大学紛争の渦中で
劇作・評論活動の展開
関西圏に根を下ろす
サントリー文化財団設立の頃
一九八〇年前後の文芸ジャーナリズム
『アスティオン』創刊
セリフの演劇の復権と阪神・淡路大震災
地方私立大学の現場で
知識人の政治参加をめぐって
著者等紹介
御厨貴[ミクリヤタカシ]
1951年生まれ。東京大学法学部卒業。東京都立大学教授、政策研究大学院大学教授、東京大学教授、放送大学教授、青山学院大学特任教授などを経て、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、東京大学名誉教授。専攻は近代日本政治史
阿川尚之[アガワナオユキ]
1951年生まれ。米国ジョージタウン大学外交学部・ロースクール卒業。ソニー、米国法律事務所勤務を経て、慶應義塾大学総合政策学部教授、在米日本国大使館公使などを歴任。現在、同志社大学特別客員教授、慶應義塾大学名誉教授。専攻は米国憲法史
苅部直[カルベタダシ]
1965年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学法学部教授。専攻は日本政治思想史
牧原出[マキハライズル]
1967年生まれ。東京大学法学部卒業。博士(学術)。東北大学法学部助教授、東北大学大学院法学研究科教授を経て、東京大学先端科学技術研究センター教授。専攻は政治学・行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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