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目次
ニッチを生きるマナー
我が身を愛でるマナー
食こそすべてだマナー
エレガントに闘うマナー
愛を温めるマナー
死と折りあうマナー
忘れんぼうとマナー
気まずさを濁すマナー
プロが魅せるマナー
ちょっと待ってよ!マナー
ゆるしあうマナー
ハイテクはつらいよマナー
学びがしみるマナー
世界がたまげるマナー
孤独をあじわうマナー
節目をまたぐマナー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
87
マナーについて書く文は、各執筆者それぞれ2ページたらず。なれど「マナー」についての話の数々は、ウィットに富んで読み手を飽きさせない。旅の友、出勤の友として重宝した。「旬」(さだまさし)「ゆで卵」「相手の身になるマナー」(鎌田實)「焼き肉」(角田光代) 福岡伸一の「白熱講義のマナー」「自由研究のマナー」が、心に残った。詳細は更新する。2016/08/16
Ikutan
64
前作の『考えるマナー』に続く、新聞の「たしなみ」欄に掲載された著名人13人のエッセイ。今回は、あまり馴染みのない分野の執筆人も。専門家の視点は興味深いですね。生物学的、動物行動学で客観的に分析されたマナーになるほどと。弱者の視点で書かれているのは鎌田さん。被災地での活動から見えてくるマナーの数々。数学者の藤原さんはなかなか面白い方ですね。執筆後、奥様と喧嘩にならなければいいけれど。乃南さん、角田さん、東さんは、読みやすくて安定。共感頻りです。そして、さださんは、面白いけれど、ちょっと自作の宣伝が多い(笑)2016/01/18
のぶのぶ
44
何年越しだろう、やっと読みきった。「考えるマナー」と姉妹本。こちらの方が書いている人がよいのか内容が充実していた。マナーの難しさを知る。その場やその人によっても違うし、時代が変わり新しいマナーや変化してきたものもある。その場、その時にあったマナーを考えていく必要がある。私自身も知らず知らずに、相手を不快にしていることもある。この本を読み、気づいたこともある。また、海外に出て、気づいたことをエッセイにしてあるものもあり、日本のよさもあり、外国のよさもある。便利な日本だから、忘れがちなマナーもある。 2019/01/06
舟江
40
一番笑えたのは、綿矢りさ。一番納得できたのは、福岡伸一。 「遅刻のマナー」という項目があったが、今の日本には案内文に「時間厳守」と言う言葉すら見当たらなくなってしまった。 価値観が変わったのだろう。2016/01/24
ゆにこ
39
読売新聞に掲載されたエッセイをまとめた物。一つが二ページしかないのであっという間に読めるのだけど、数が多い 笑 角田さんの、話し込むような時には焼肉屋はダメ、には完全同意。タイミングが勝負なのだから、肉に集中しなければ。2016/01/14