イデアの影―The shadow of Ideas

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120047862
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
作家、工学博士。1957年生まれ。某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

57
幻想的で綺麗な文章、少しずつ向かっていく壊れる時。近付き、消える男達とその終わり。果たして彼女は悲劇のヒロインかファム・ファタールか?ふと、そんなことを考えてしまう。2024/06/26

ゆにこ

52
谷崎潤一郎没後50年記念作品と書いているので、森さんが谷崎さんの世界を描いたのだろう。繊細で儚くて美しい、不思議な世界。2016/02/25

emi

50
美しくも儚い幻想小説であり、かなり哲学的な本で、好みの一冊でした。凝った装幀は、この本の世界を的確に表現してるなと思います。死生観、自己認識のあやうさ、そして生きる意味、といったことがテーマなのかなと読んでて感じましたが、ある種ぼやけたまま終わらないところが良かった。夫、家庭教師、親戚の子、政治家、そしてハモニカの少年…彼女を愛した男は彼女の前から姿を消してなお、夢の中では共存している。彼らの命、彼女の命、この生涯は何なのか…白い世界で、彼女の影が色濃く世界を揺るがし乱す。穏やかな生活を。平穏な心地を。2016/01/02

ひめ

46
彼女には何が見えていたのだろうか。 中身はようわからん・・・みたいな感じ。 この本を読んだら、谷崎潤一郎の『細雪』が読みたくなった。以前にはわからなかったことが、今読むと違う世界が見えてくるのだろうか。2016/03/02

そうたそ

42
★★★☆☆ 谷崎潤一郎の「細雪」を下敷きとしているような、どことなく和の雰囲気漂う今までの森さんの作品にはなかった新たな魅力あふれる幻想小説。谷崎潤一郎は好き、と自分では思っていながら短編ばかり読んでいるので恥ずかしながら「細雪」は未読。そのため「細雪」と繋がりある部分がどうなのかはよくわかっていないのだが、それを除いてもその文章の美しさに唸らされてしまう。病院にいる彼女が嘗て愛した男たちを描いていくのだが、その男たちが死んでいくにつれ彼女の精神も崩壊していくのだが、生死の生々しさがないのが良い。2015/12/17

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