マインド

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120047220
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ゴールデンウィーク明けのある朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。発生時刻はすべて同じ日の午後十一時だった。関連性を疑う第五係は、田端捜査一課長の特命を受けて捜査を開始する。その後、さらに同日同時刻に都内で盗撮・強姦未遂等あわせて三件の事件が起こっていたことが判明。一見関連性がないように見える各事件は、実は意外な共通点で繋がっていた―。知力を駆使して、同時多発事件の謎を解け。藤森紗英心理調査官、再び!

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年、北海道三笠市生まれ。78年「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞しデビュー。以後旺盛な創作活動を続け、執筆範囲は警察・サスペンス・アクション・伝奇・SF小説など幅広い。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年には『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞した。空手の源流を追求する、「空手道今野塾」を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

164
地味に楽しみにしながら読み続けている碓氷刑事シリーズも気がつけば第6弾となりました。この作品の何が魅力かって、主人公が至って普通の冴えないオッサンなところです。もちろん、捜査能力に問題があるワケではなく、優秀な刑事なのですが、自らがバリバリと事件に迫っていくのではなく、あくまで相棒をサポートし解決に導く手腕に好感が持てます。その相棒に今シリーズで初となる2度目の登場となった美人心理調査官「藤森紗英」さんが、前作よりもグッと成長し、たくましい姿をみせてくれています。時間を感じさせないテンポはピカイチでした。2015/07/05

starbro

123
碓氷警部補シリーズはコンスタントに読んでいます。テンポも良く会話文が多いので一気読みです。同時多発的な事件・自殺の謎が、途中から結末が見え過ぎたきらいがします。もう一捻りしていただけると、もっと楽しめたような気がします。2015/06/18

タックン

98
碓氷シリーズ。同日同時刻に起こった2件の殺人と2件の自殺。それに痴漢とか・・・。そのなぞに碓氷が特命捜査に望む。出だしはなかなかなぞに満ちて面白い事件だったけど題名とメンタルクリニックが出てきてバレバレ。後は心理捜査官藤森紗英と犯人の女同士の心理バトルのオンパレード。っで犯人の自己顕示欲と愛憎絡みときた。マインドコントロールでこんな犯罪できたら怖いはあ・・・・。心理戦楽しかったからいいかあ・・・・。紗英は今後も登場しそうだな。2015/12/07

いつでも母さん

85
そう云う事か・・好きな作家の好きなシリーズで一気読み。だが、今野作家・・最近の作品は、なんだかドラマ化を見据えて書いているような気がしてならないのは私だけだろうか?(でも好きなのだが)絶対の安定感で安心して読了出来る刑事ものってのもなんだがなのだが(笑)碓氷・藤森コンビ、いいなぁ。毎回藤森ちゃんの出番があっても良いとは思うのだが、他のメンバーが霞むのもちょっとねぇ、で、梅原のキャラも嫌いじゃない私(笑)やっぱり次をすぐに待ちたくなる作家なんだなぁ。2015/07/13

よんよん

74
同日同時刻に起きた殺人事件、自殺、性犯罪。それぞれの間で繋がりがあるとは思えないが、偶然は刑事の中にはない。原因があり、必然であるというところから、捜査が開始された。碓氷刑事と藤森紗英調査官のコンビが事件を追う。このコンビ、前にも読んだことがあるような、、オカルト系ではないが、こんな事件が実際に起きるかもしれないと思うことが、恐ろしい。2015/08/29

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