目次
相撲は「神事」か「武道/スポーツ」か?
やくみつるとデーモン閣下の「相撲事始め」
力士は「技巧派」と「力相撲派」の二つに分けられるのか?
やく&閣下の「四股名」に物言い
「相撲はこうして楽しんで!」相撲ファンへの提言
緊急対談!逸ノ城はどこまで登りつめるか!?
著者等紹介
やくみつる[ヤクミツル]
1959年3月、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。81年「がんばれエガワ君」で漫画家としてデビュー。96年に文藝春秋漫画賞を受賞。新聞・雑誌に多数の連載をもつ。ワイドショーなどのコメンテーターとして数々のテレビ、ラジオにも出演。その他に、日本昆虫協会理事、元日本相撲協会生活指導部外部委員など、多方面で活躍している
デーモン閣下[デーモンカッカ]
1982年、聖飢魔2の歌唱・説法方として現世に侵寇。相撲専門誌『VAN VAN相撲界』にて「吾輩は力士になりたかった」欄を約11年間連載。魔暦9(2007)年の映画監督作品『コナ・ニシテ・フゥ』にて元横綱・輪島氏を自身の父親役として特別出演起用。魔暦14(2012)年より早大相撲部特別参与。同年、オリジナル楽曲「雷電為右衛門」を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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佐島楓
71
昔の力士のマニアックな話はわからなかったが、楽しく読むことができた。学校で相撲に触れる機会があったほうがいいとか、本場所での「コール」禁止などは賛成です。2017/06/25
ばんだねいっぺい
33
よい四股名とはなにか。わからなくなった。国技である相撲を悪魔のメイクをした者が語るのはおおらかでいいことだと思う。2016/05/14
おかむら
22
やくさんと閣下の対談集。相撲好きになった幼少期からの生い立ちが語られているのが楽しい。デーモン閣下が世仮(世を忍ぶ仮の姿)の小6の時、雑誌「相撲」を初めてなけなしのお小遣いで買って(430円)、毎月買えないから1冊をボロボロになるまで読み込んだエピソードが好きだわー。あと最近、人間の姿で国技館に行って一緒に行った外国人に色々説明してたら近くのおっさんに「君はよく知っているねえ」って褒められたエピソードも好きー。2023/09/06
Tomomi Yazaki
19
デーモン閣下とやくみつる。相撲への思いは違うと思っていたが、意外や意外、話しのウマが合い相撲談義に花が咲く。それもそのはず、高校・大学と同窓の先輩後輩なのだとか。二人が言うには寄り身の上手い力士は貴乃花、そして奇しくも輪島だそうだ。貴乃花が角界を去り、同時に輪島がこの世を去ったのは運命のいたずらか。それから四股名談義がムッチャ面白い。特にキラキラ四股名に一石を投じる対談は特筆もの。最後に二人の重鎮が緊急対談と銘打った章では、雷電の再来と迄褒め上げた逸ノ城。その期待も虚しく関脇どまり。重鎮も筆の誤り、か。2019/02/26
しーふぉ
18
試合なのか興行なのか?2人の間でも何を改革して何を遺すべきなのか異論があるよう。やっぱり日本人で強い人が出てきて、白鵬とかと名勝負を繰り広げないと盛り上がらないですね。2016/02/13