内容説明
広島での貧乏にひしがれた幼少年期。初恋の傷跡。文学を夢見た苦難の日々―。北原白秋に稟質を絶讃された詩集『風・光・木の葉』で鮮烈なデビューを果たしながら、戦争の時代に遭遇し、後半生を狂わされていった抒情詩人の悲痛な生涯を追う決定版評伝。
目次
幼少年期
父の初恋
恋の終わりの時
銀行員に
東京へ
博文館記者に
花嫁
新生活
小田原―白秋との出会い
詩人としての出発〔ほか〕
著者等紹介
宮田毬栄[ミヤタマリエ]
1936年、大木惇夫の次女として東京に生まれる。早稲田大学文学部仏文科を卒業後、中央公論社に入社し、主に文芸部門を担当する。文芸誌「海」編集長、書籍編集部部長、雑誌編集局局次長などを務め、97年に退社。以後、文筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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