アフリカッ!

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アフリカッ!

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120045806
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

アフリカ開発部に異動になった大輝。未開の市場で、新たなビジネスモデルを模索するが……!? 痛快お仕事小説、書き下ろし。

内容説明

五稜商事のシステムエンジニア、村上大輝は念願叶ってアフリカ開発部へ。新規のビジネスモデルを探すべく、人類発祥の地へと飛ぶ。ところが文化の違いは想像以上。簡単な道具もまともに使いこなせない地元民相手に、いったいどんな商売が可能なのか?ついには自ら病に倒れてしまい―エチオピアからケニア、ロンドン、そしてザンビアへ。新たな市場を求め、若き日本の商社マンが暴れ回る!?

著者等紹介

松村美香[マツムラミカ]
東京都生まれ。中央大学経済学部卒。筑波大学大学院で修士(経営学)取得。2009年『利権聖域ロロ・ジョングランの歌声』で第1回城山三郎経済小説大賞を受賞。執筆の傍ら、現在も国際開発コンサルタントとして世界中を飛び回っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

megumiahuru

51
「アフリカの水を飲んだ者はアフリカに帰って来る」-昔、アフリカを去る時にある方から言われた言葉です。物語は青臭い志を抱いてアフリカで一旗揚げてやろうという商社マン大輝の成長譚なのですが、アフリカの描写が個人的にひたすら懐かしく、またアフリカに帰りたくなりました。ああ!アウト・オブ・アフリカ‼ 近年、豊かな鉱物資源も発掘され、にわかに注目を集めるアフリカですが、未だに飢餓や内戦に苦しむ多くの人がいるのも事実。開発コンサルとして二足の草鞋を履いている著者には、いつか厳しいアフリカの現実も描いてほしいです。2014/06/21

らむり

33
アフリカ事業立ち上げに奔走する商社マンのお仕事小説。経済小説ほど難しい内容ではありません。この手のお話ではありがちなのですが・・・、うまく行きすぎ。。2014/01/21

kubottar

20
一日一ドルで暮らすアフリカの人たちに日本人は何を売り込めるのか?経済援助に慣れて「欲しい」とはいっても「買う」とは言ってくれない相手に商売をするのだから難しい。中国のようにまずはインフラを投資するのがいいのだろうか?確かケニアに原発をつくる計画があったことを思い出した。2016/12/18

フクミミ

12
アフリカで仕事をする事の困難を判りやすくストーリーにした小説。 なるほど、「いい加減さ」は仕事をするうえで大きなアドバンテージだと思わせる。 アフリカとひとくくりに言ってしまいますが、当然国によって風貌、気質は異なるわけで、色分けが面白かった。それにしてもどんな所にもインド人と中国人はいますね。2014/02/11

hunadai

10
ケニア、エチオピア、ザンビア。本作の登場国を調べながら読了。アフリカと一括りにしがちですが、それぞれの国の歴史、成り立ち、国民性等、全然違うようです。実際、このような国々で仕事をしていると自分の価値観もがらっと変わるのかな。2014/02/24

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