出版社内容情報
アベノミクスで明るさが見えた日本経済。しかし国債は驚異的な膨張。忘れた頃にやってくる国債暴落のリスクを詳細に解説。
内容説明
バブル崩壊後の危機を埋め合わせるために膨大に残高が膨れあがった日本国債。経済回復が見え始めたいまこそ暴落の可能性が高まる。唯一の前例、米国大恐慌の教訓とは。「異次元の金融緩和」の真の狙いとは。日本は「失われた20年」から抜け出すことができるか。
目次
第1章 狼はいつやってくるか―まず国債暴落という現象を考える
第2章 大恐慌期の米国という前例―世界大恐慌の歴史から日本の国債市場はなにを学ぶか
第3章 暴落はすぐ起きるのか―日本国債暴落論を徹底検証する
第4章 ソブリン・ワールドカップ―世界市場の「ピッチ」で日本国債はどうして生き残ったか
第5章 国債は「身代わり地蔵」―バブル後の民間過剰債務を国が肩代わりした
第6章 「失われた二〇年」から抜け出せるか―出口戦略と不可欠な国債管理政策
第7章 国債管理政策の重要性―ようやく、その時がきた
第8章 銀行は「国債暴落」に耐えられるか―国債は金融機関の「おコメ」
おわりに 国債と信認―国債を通じて日本が問われている
著者等紹介
高田創[タカタハジメ]
みずほ総合研究所常務執行役員調査本部長・チーフエコノミスト。1958年生まれ。東京大学経済学部卒業、オックスフォード大学大学院修士課程修了。日本興業銀行入行後、興銀証券市場営業グループ投資戦略部チーフストラテジスト、みずほ証券市場営業グループ投資戦略部長・チーフストラテジスト、同社執行役員チーフストラテジストを経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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駒場
christinayan01
ふら〜
河童
kazissho