内容説明
「女と男の性」や「カラダの神秘」について全身全霊を捧げて、マジメに考察した史上稀なる爆笑エッセイ。
目次
えろたま道
えろ謎たま謎
えろたま人
えろたま話
後期高齢えろたま
えろたま体
エロンブスの卵―あとがきにかえて
著者等紹介
荻野アンナ[オギノアンナ]
横浜生まれ。1991年『背負い水』で第105回芥川賞、2001年『ホラ吹きアンリの冒険』で読売文学賞、2008年『蟹と彼と私』で第19回伊藤整文学賞を受賞。2002年より慶應義塾大学文学部教授、2009年より読売文学賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
28
図書館新着本てことで、どんな本か知らずに借りました。開けてビックリ、ちょっとエッチなエッセイ集でした。でも作者が女性なだけに取っ付きやすく、興味深いエピソードもあり、そこそこ楽しめました。2013/05/12
カタコッタ
14
エロ話にしてはエロく無い。荻野アンナ先生、頼もしく正直なお友達が多くて羨ましい。家族の前でこの様な本を読める年齢になってはいますが、初耳が多かった。美容師さんの蘊蓄が凄い。何でも深く追求する、追求せざるを得ない、エロ道ってものがあるんですね。2021/06/27
tokkun1002
13
初、荻野アンナさん。東京スポーツ新聞「いろ艶筆」2008年4月〜2010年10月迄。エッセイ。ネタはエロだがムラムラなし。失笑。なぜかな。2014/07/31
G-dark
6
この本をジュースに例えるなら、下ネタ天然エロ100%といったところ。…例えたことにより、かえってわかりにくくなってしまいましたが、決して電車やバスの中では読めないし、家へ持ち帰って家族に読まれでもしたら大事になりかねないエッセイです。でも、面白い。声をあげて笑える。特に私が気に入ったエピソードは、『老いてもエロ』(P192~193に掲載)と『目指せ百歳のエロ爺』(P196~197に掲載)。これらのエピソードを織りなす、絶妙な文章感覚が堪りません。でも、とにかく強烈な下ネタだらけなので、読む場所にはご用心!2013/07/04
ほじゅどー
6
★★★慶応義塾大学文学部教授の荻野アンナさん初読。古今東西の下ネタ満載。タイトルの謎はあとがきに。コマンタレブー!2013/06/01