内容説明
舞い踊る鮨の醍醐味。精魂こめて紡ぎ出された色と形。立ち昇る香り返しの手捌き。君はその誘惑に勝てるだろうか。
著者等紹介
稲垣瑞雄[イナガキミズオ]
1932年愛知県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。二人誌「双鷲」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あっぺ
1
図書館で美味そうな寿司の絵の表紙に惹かれて借りてみたら、これは以前に読んだことのある本でした。それでも面白かった。堪能しました。鮨好きの主人公と、寿司店との関わり、人々の生き様がありありと浮かびます。それにしても、二度もこの表紙にやられるとは。2022/03/13
R
1
鮨に関する想いを綴ったエッセーでした。江戸調子の語り口は小気味よくて、いろいろと出てくる人々の描写が、鮨の描写とあいまってほのぼのしていて読みやすくも、楽しい内容でした。定期的にこんな鮨を食べられるといいなと憧れの情景のようでもあり、満足しました。2013/05/29
ふみえ
1
鮨屋つながりで半生を回顧する物語だった。鮨への愛は十分伝わったし、食べたくもなった。が、どうも読みずらい。相性かも。2013/02/17
らいおん
0
お寿司屋さんへ行きたくなること間違いない!2015/09/27
あっぺ
0
表紙に惹かれて借りた本。その絵のとおり寿司にまつわる短編集でした。兎に角描写が美味そうで、寿司を食べたくなりました。通になるのも大変だ。2019/11/21