レマルク―最も読まれ、最も攻撃された作家

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レマルク―最も読まれ、最も攻撃された作家

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120044595
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C0022

内容説明

『西部戦線異状なし』で名声を高めるも、米国に亡命、女優ディートリヒ、ガルボ、ロシア公女、チャップリン元妻との恋愛遍歴!愛と政治の狭間を生きた「世紀の作家」の知られざる生涯を第一級史料から描く初の本格的評伝。

目次

1 自然と戯れ(一八九八‐一九一六)
2 戦争の傷痕深く(一九一七‐一九二四)
3 富と権力と退廃の街で(一九二五‐一九三三)
4 嵐の襲来を前に(一九三三‐一九三九)
5 「約束の地」に逃れ(一九三九‐一九四八)
6 心の住まいなく(一九四八‐一九五七)
7 故郷は遠くにありて(一九五七‐一九七〇)

著者等紹介

足立邦夫[アダチクニオ]
大阪大学法学部卒業。ノンフィクション作家。倉敷芸術科学大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

51
「西部戦線異状なし」の作家の評伝。第一次大戦の従軍経験から書いた小説は大反響。ただしナチスが台頭しつつあった母国ドイツでは彼は焚書の扱いをされる。米に亡命した彼はグレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリッヒなどとの華々しい愛人関係。ディートリッヒってバイだったのね…… 亡命外国人の社交界などの描写あり。まさかの晩年のアルマ・マーラーに驚く。良くも悪くも、「西部」以上の作品は書けないままで悩みつつ運命に翻弄される彼の人生を描く。学術書のように客観的な書き方のせいか正直読みづらさがある。軽く読み飛ばせなかった。2016/07/20

fwhd8325

0
歴史と対峙した作家。レマルクの波乱に満ちた生涯。ディートリッヒ、バーグマンなどが登場する恋愛とヒトラーが支配するドイツを両軸に実に興味深い作品でした。2013/03/25

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