内容説明
世界のオンリーワン・文化都市&ナンバーワン・文明都市“東京”を歩く。
目次
世界最大の都 武蔵国・江戸―東京都
天皇の住む区―千代田区
日本一の賑わい区―中央
大使館の多い区―港
新都心区―新宿
若者のファッションタウン―渋谷
サンシャイン60の区―豊島
大学と寺町―文京・台東
下町の風情残る区―荒川・北
江東デルタ―墨田・江東〔ほか〕
著者等紹介
尾島俊雄[オジマトシオ]
工学博士。1937年富山県生まれ。早稲田大学名誉教授、(社)都市環境エネルギー協会理事長、(株)建築保全センター理事長、NPO法人アジア都市環境学会理事長、日本景観学会会長(現職)、東京大学客員教授、日本建築学会会長、早稲田大学理工学部長、日本学術会議会員など(歴任)。2008年日本建築学会大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鵐窟庵
5
建築工学者による東京紀行文。こうしてみると東京には都心郊外問わずに数々の名所や史跡があり、都内だけでもかなりの旅行ができると思われた。東京の西側は江戸時代以前の府中や国分寺、多摩の一ノ宮など、今の東京を基礎付ける場所が古くからの歴史とともにある。もう少し踏み込んだ解説も聞いてみたかったが、ダイジェスト版として、都内の必見名所がコンパクトにまとめられている。随所で見られる筆者が40年前や20年前などにこの街のこのプロジェクトを実行したのを思い出したというのが実に時間の流れの早さと都市の時間軸の長さを感じる。2020/09/04