刑務所で死ぬということ―無期懲役囚の独白

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120043864
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

目次

第1章 鬼も人の子、人の親
第2章 受刑者の心の真実
第3章 悪党ランドの生活
第4章 刑務所と縁が切れない
第5章 人間の暮らしを捨てますか?
第6章 刑務所で老いるということ
第7章 獄死

著者等紹介

美達大和[ミタツヤマト]
1959年生まれ。無期懲役囚。現在、刑期10年以上かつ犯罪傾向の進んだ者のみが収容される「LB級刑務所」で服役中。罪状は二件の殺人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芽依*

17
想像していた内容では無かったな… ある程度の文才があると、自分の事をどんな風にも書ける。それだけ徹底して自分の罪に向き合うなら、本を出して刑務所での他の人の話をする必要は無い。それが自分の役割と言う様な感じで読後が悪かった。2017/11/10

kinkin

17
長期刑受刑者、20~30年刑に服することについて著者の思い、刑務所のあり方、受刑者側の問題点について書かれていた。長期刑受刑者が出所するときの世間とのギャップにおびえることも多いと知った。行き場をなくして結果的に再び刑務所の戻ることや受刑者の高齢化もこれからますます増加して いくのだろう。犯罪を罰することも大切だが、再犯を防ぐためにどうするべきか考えさせられた。2014/03/21

フクミミ

15
無期懲役囚が作者。懲役囚に反省などする人はいない・・らしい。中にはいてもごく一握りだろう。どうりで再犯の人が多いわけだ。塀の中の話は面白かったが、著者の教養をひけらかすような引用や言葉選びがなければもっと読みやすいのに。2018/01/29

のり

8
登録するときに再読と気づきました。受刑者に罪悪感や罪責感は微塵もない。刑務所は、単に社会から隔離するだけの場になっている。10年の刑は短い。衣食住の心配が一切ない。高齢の受刑者にとっては福祉施設。 ホームレスはどんなに貧しかろうとも犯罪に走らず、自らを律していることは感嘆に値する。著者の獄中生活、まわりの受刑者の様子もよくわかりました。2015/11/25

funuu

7
犯罪者の更正は、無理なようですね。特に強姦犯罪者は、イギリスのように、社会に戻すなら、チップを埋め込んで管理した方がよさそう。2013/09/02

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