内容説明
医療過誤か、殺人か?老刑事が進退をかけて社会の闇に挑む!死亡した患者の資産が架空口座に移され、何者かが引き出していた。それをリークした看護師は謎の失踪を遂げる…。気鋭の放つ社会派ミステリー。
著者等紹介
渥美饒児[アツミジョウジ]
1953年、静岡県浜松市生まれ。銀座の広告代理店に勤務し、週刊誌・スポーツ紙の記事を担当。84年、『ミッドナイト・ホモサピエンス』にて第21回河出書房新社「文藝賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てん・てん
4
某国でのエグい仕業がさらっとしすぎ。 結局はカネ、って動機もなんとも。淡々とした展開。 ワタシ的に盛り上がりに欠けた感じ。やくざ者の恩返しがちょっとよかった!~ 2013/03/05
おだまん
3
全体的に淡々として、ちょっと暗い感じ。専門ではない部分だったのだと思いますが間違いを発見(^_^;)2013/04/04
ja^2
1
地元浜松在住の作家・渥美饒児氏の医療ミステリー。面白かった。2022/12/28
nana&qoo
1
中山七里さんの『切り裂きジャックの告白』を読み、臓器移植をテーマにした他の本を、と探したところ、こちらを見つけました。が、すみませんがイマイチでした。他の方の感想に「コピペっぽい」とありますが、その通りだと思います。取材で得た内容を小説に移行できていない感じがします。そのため読んでいてチグハグな印象が残るし、登場人物たちがいかにも作り物っぽい。特に女性同士の会話は不自然です。テーマは良かったので、もっと人物に肉付けをして、データを自分の言葉に置き換えて統一感を出して欲しかったと感じました。2015/01/11
オオイ
1
まずまずそれなりに読めた。2013/02/09