内容説明
家族の「規範」が誇りを守る。かつて家庭には分別と秩序、受け継ぎ語り伝えるべき知恵と言葉があった。いま一度ふり返り、日本人のあるべき暮らしを取り戻そう。
目次
1 定式のある暮らし―しきたりが守られていた頃
2 躾―親と子の真剣勝負
3 らしさ―父らしい父、母らしい母
4 縁―下町の作法
5 自由と自律―小泉信三の家庭教育
6 昔話―老人は人生のアドバイザー
7 不便―便利で忘れた心がけ
8 叱る―その一言が人を育てた
9 茶の間―人生で大切なことは卓袱台で教わった
10 平凡の価値―律儀に真面目に生きる力
著者等紹介
新井えり[アライエリ]
東京生まれ。早稲田大学第一文学部を経て、1989年早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期(修士課程)修了。日本人論、文化論、人生論などを中心に執筆活動を行っている。現在、青山学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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