目次
地球は丸い、ほんとうに
からだで教わる東西南北
空中へふわり軽気球
蒸気機関車まっしぐら
闇夜を照らすガス灯と電灯
飛脚はどうなる郵便制度
魔物のしわざか電信と電話
橋といえば日本橋、街といえば銀座
畳に坐る和服、椅子に腰掛ける洋服
天の霊獣、地の禽獣
挿絵の真髄、博物図
著者等紹介
樹下龍児[キノシタリュウジ]
1940年、旧満州(現中国東北部)の奉天(現瀋陽)に生まれ、北九州に育つ。1964年、東京人形町に文様デザイン事務所を開設。染織図案から建築室内装飾まで、デザイン実務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takao
1
ふむ2021/08/19
ひろただでござる
1
子弟の教育に知識だけを重点に置くのでは無く、如何に興味を保たせるかに腐心したかを窺い知る事ができる。坪内逍遙が執筆した動物紹介の文章は七五調でとてもリズム感があり、声に出して読むとちょっと面白かった。2013/03/20
乱読家 護る会支持!
1
地球が丸いことも知らなかった明治維新前の日本人。蒸気機関、ガス灯、郵便制度、電信電話、道路。一気に近代文明を受け入れれた明治日本人のメンタリティーを、もっと知りたい、もっと感じたいと思いました。2011/10/06
MrO
1
近代に向かう興奮が伝わってくる。ここを通って来たんだなあと、しみじみとなった。算数もあればよかったのに。2011/08/12