出版社内容情報
軽のチマタにそびえる聖なる宇宙樹=大槻を基点に、古代王権発祥の地の歴史的空間をあらたな相貌の下に照射する刺激的論考。
内容説明
「樹下の誓盟」の舞台は、飛鳥寺の西の槻樹の下ではなかった―神の降り立つ世界樹「今来の大槻」を起点にすえ、古代王権の空間観念をめぐる数々の通説をくつがえす画期的論考。
目次
序章 聖樹伝承
第1章 初期ヤマト王権と百枝槻
第2章 聖樹のある風景
第3章 聖地、磐余の物語り
第4章 軽の里と斎槻
第5章 古代飛鳥人の空間観念
第6章 飛鳥の斎槻
終章 樹下の誓盟はどこでおこなわれたか
著者等紹介
辰巳和弘[タツミカズヒロ]
1946年、大阪市に生まれる。1971年、同志社大学大学院修士課程修了。現在、同志社大学教授。専攻は日本古代学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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