出版社内容情報
本書は日経新聞に連載された人気ファッションコラムをまとめたエッセイ集。エスプリの効いた知性溢れる文章が魅力的です。
内容説明
私たちはいまどんな時代のモードのなかにいるのだろうか。ファッションと世相をめぐる88話のエッセイ集。
目次
第1章 ファッションと政治
第2章 どんなものにも知られざる物語がある
第3章 流行はこうして作られる
第4章 流行が映し出す、現代社会
第5章 悩ましきは社交
第6章 あまのじゃくなファッション心理
第7章 日本発、世界へ
第8章 迷える現代男性とファッション
第9章 特殊なスタイルのなぞ
著者等紹介
中野香織[ナカノカオリ]
1962年生まれ。東京大学文学部および教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。英国ケンブリッジ大学客員研究員などを経て、文筆業に。新聞・雑誌・ウェブマガジンなどでの連載記事多数。2008年より明治大学国際日本学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ybhkr
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モードのトリビア的な本。日本経済新聞に2005年に掲載されたものを中心に編んでいる。政治家のハンドバッグ、お医者さんの白衣、スーパーヒーローの中に溶け込む米VOGUE編集長アナ・ウィンターとジョルジオ・アルマーニ、ミニチュアの由来はミニではなくてミニウム(赤・朱のラテン語)洗濯が嫌すぎて怒った主婦がシャツからエリを切り取って縫い直したのがつけ襟のはじまり、同じ洋服で公務をこなすチャールズとカミラのエコさ、日本人の気質はハイパーフラット(いいことやん!)デニムは岡山メガネは福井ニットは和歌山などなど。2017/10/19
kazarin
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気になった単語を検索してみたところ、この本の記述をそのまま抜き書きしていると思われるファッション系ブログが結構あった。それだけ読まれているということではあるけど…2015/10/08
ハヤカワショボ夫
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鍾愛する島地氏のお勧めである中野香織氏のファッション関係の歴史・知識に関するエッセイということで読んだ。ファッションに関する語源・歴史を幅広く面白く読むことができました。ファッション一つでも語る人が語るととても奥が深く輝きます。こんな薀蓄が語れる人に憧れます。【家】★★★2015/03/20
m
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他の著書も読みたくなりました。2009/11/20
こかゆ
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なんと高校の先輩のかいた本でした・・・2009/05/05
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