出版社内容情報
政治、宗教、社会が一変した15～16世紀のヨーロッパ。人々の良心、自由、知性の開花はどのような方法によって可能となったのか。
内容説明
政治の混迷、教会の腐敗を一新した巨星たちの思想。国家悪が招いた“暗黒の中世”に敢然と挑んだ独創的な人々。彼らの軌跡は人間復興の道を跡づける。
目次
マキアヴェリの生涯と思想（会田雄次）
ルネサンスの二つの巨星（渡辺一夫）
ルターの思想と生涯（松田智雄）
著者等紹介
会田雄次［アイダユウジ］
１９１６（大正５）年生まれ。京都大学名誉教授。西洋史専攻。１９９７（平成９）年逝去
渡辺一夫［ワタナベカズオ］
１９０１（明治３４）年生まれ。東京大学名誉教授。１９７５（昭和５０）年逝去
松田智雄［マツダトモオ］
１９１１（明治４４）年生まれ。東京大学名誉教授。ドイツ経済史専攻。１９９５（平成７）年逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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sonohey
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『世界の名著』の解説集。ルネサンス期の思想家マキアヴェリ、エラスムス、モア、ルターの四人の人生、著作が簡潔に説明されている。イタリアの統一、ヘンリ８世との確執、堕落した教会との戦い等、それぞれの困難に対してそれぞれの理想を掲げ「曲学阿世」に陥ることのなかった彼らは、崇高な情熱と深い知性で時代と切り結んでいる。2014/03/08
