「たえず書く人」辻邦生と暮らして

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120039317
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

美や愛を、そして生きるすばらしさを生涯描き続けた小説家・辻邦生。その素顔と作品を、美術史家の夫人が愛惜を込めて語る。

内容説明

美や愛、生と永遠のすばらしさを生涯書き続けた小説家・辻邦生。その素顔と作品を半世紀をともにした夫人が綴る。

目次

『廻廊にて』『夏の砦』『安土往還記』
初期短編のころ
『天草の雅歌』『嵯峨野明月記』
『背教者ユリアヌス』
『ある生涯の七つの場所』
『眞晝の海への旅』ほか
『春の戴冠』
『フーシェ革命暦』
『銀杏散りやまず』『睡蓮の午後』
『西行花伝』
『小説への序章』ほか評論(リルケ 森有正 トーマス・マン)
『のちの思いに』ほか自伝的エッセイ
『美しい夏の行方』ほか旅のエッセイ
『手紙、栞を添えて』ほか読書エッセイ
音楽、美術、映画をめぐるエッセイ
アルバム、年譜、書誌など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

4
辻邦生夫人による作品のバックボーン紹介です。当時の時代背景や辻氏の交友関係、芸術に対する志向なども綴られています。背教者ユリアヌスを今度読んでみようと思います。2016/01/15

Hiro

2
辻邦生全集の各巻月報に寄せた文章を集めたもの。テーマや題材、手法など多くの点で多彩で幅広い、膨大な小説群を残した作家の舞台裏を語るエッセイ。それにしても実に活力に溢れた生活ぶりだ。よく勉強しよく旅し劇、音楽、映画、山登りなど何でもこなしている。同じ人生でどうしてこんなに色んなことが出来たのか。一番羨ましいのはギリシア、イタリアはじめヨーロッパの至る所に訪れそこに長期に滞在していること。憧れます。著者と作家の仲睦まじい様子も。2024/07/03

nininice

0
春の戴冠はボチくん♡2015/05/31

lovejoy

0
★★2022/09/26

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