出版社内容情報
西側自由民主主義国家の戦略理論の礎を築いた二十世紀最大の戦略家であるリデルハートの生涯とその戦略思想をまとめた本邦初の評伝
内容説明
平和を欲するなら戦争を理解せよ。「間接的アプローチ」などの西側世界の戦略理論の礎を築いたリデルハートの生涯とその思想。
目次
第1部 リデルハートとその時代(誕生から第一次世界大戦まで;戦間期;第二次世界大戦;冷戦から晩年まで)
第2部 リデルハートの戦略思想(第一次世界大戦の衝撃;大量集中理論と相互破壊理論の「救世主」―リデルハートのクラウゼヴィッツ批判;『戦略論』の誕生;「間接アプローチ戦略」と「イギリス流の戦争方法」;リデルハートと「西側流の戦争方法」)
エピローグ―「日本流の戦争方法」の構築に向けて
著者等紹介
石津朋之[イシズトモユキ]
防衛省防衛研究所戦史部第1戦史研究室主任研究官、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、「歴史と戦争研究会」代表。ロンドン大学キングス・カレッジ名誉客員研究員として、「軍事史」「歴史と戦争」「アジア・太平洋地域安全保障史」の講座を担当(ダイワ・アングロ・ジャパニーズ・フェローを兼ねる)。獨協大学およびロンドン大学教養課程(ICC)卒業、ロンドン大学SOAS大学院修了(修士)、同キングス・カレッジ大学院修了(修士)。ロンドン大学LSE博士課程中退、スワイア・スカラーとしてオックスフォード大学大学院研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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