内容説明
何者かが密かに上陸し、不穏な空気漂う長崎県対馬。東京・新宿の片隅で発生した在日朝鮮人殺人事件。捜査を巡り、対立する警視庁捜査一課と公安外事二課。己れの「信じるもの」を追い求め、男たちは国境の島へ向かった…。
著者等紹介
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京生まれ。2003年「アクセス」で、第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひらちゃん
73
絡んでる闇に行きつくまで、見えない展開は大げさすぎる危機へ。ジウシリーズの東刑事、今回もいい感じにとんがってて一匹狼感丸出し。今回は女性の登場がなくて心配だった。新宿での殺しと対馬での異変が北の仕業なの?公安の秘密裡が暴くの?誰なの?と目まぐるしかった。だいたい島国なんだからどこでおきても国境事変になりうるよね。在日の葛藤も、北の事情も相変わらず根深いし。公安てすぐ近くにもいるんだろうか。どう見ても特高で恐ろしい。やっぱり女性にも活躍してもらいたいなあ。東さんだけだとハードです。2021/05/22
キムチ
60
車中の友に選んだのは不味かった。警察と公安、皆互いに面従腹背的で嫌なやつ揃い。特に東は友はもちろん、旦那にも上司にもいてほしくないタイプで読んでいて、先に進みたくなくなる。ジウのスピンオフらしいが、ジウ自体あまり好き作品じゃなくてか…ま、合わないということ。しかし発刊後、15年余経つ作品なのに北の空気は全く変わらぬどころか世界の中の「認知されざる国」ということが薄気味悪い。刑事たちはいずれも没個性的なのは作品の性格上か警察自体の組織優先の論理に拠るものか?2025/05/30
達ちゃん
51
最近の北朝鮮の動きとリンクしてすごくリアルでした。東さん、相変わらずしぶくきめてます。次は「ハング」かな。2017/11/14
ささみ@超低ログイン中です、ゴメンナサイ
51
国境、対馬での事変!陸自、やるなぁかっこいい。様々な視点からの語り口が繋がった瞬間、思わず口に出てしまう、『あっ』が幾度もあった。英男の人生って切ない。2016/11/28
えむ
37
公安のスパイとなった呉英男。しかし兄の呉吉男が撲殺される。英男は倉庫から「アイアン」なるものを持ち出し博多へ。警視庁捜査一課東警部補、公安の川尻はそれぞれの立場で英男を追う。英男が運んでいたものは「ミニニューク」なる核兵器であった。最後の舞台は対馬であり、それがタイトル国境事変に繋がる。久しぶりに誉田作品を読みました。「ジウ」の東警部補が登場。美咲とはどうなったのか気になったが進展はないみたいだ。後半の展開は緊迫感があり面白かったです。4402014/04/20




