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出版社内容情報
光の変化を捉え、睡蓮を描いた印象派の巨匠モネ。画家・吉岡正人がモネの人生の足跡を辿りながら、その絵画の魅力の秘密に迫る。
内容説明
光の変化をとらえた印象派の巨匠モネ、何を描き、何を伝えたかったのか。画家・吉岡正人がモネの人生の足跡を辿りながら、その絵画の秘密に迫る。
目次
画家は変容する―ダイジェストで見る画風の変遷
モネの足跡を訪ねて―モネはどこで生き、何を描いたのか
モネは一人ではない―画家が読み解く画風の変遷
モネの生きた時代を知る―画商の登場、そして画材の革命
モネの人生を知る―人間モネを見つめて
著者等紹介
吉岡正人[ヨシオカマサト]
1953年大阪生まれ。画家、埼玉大学教授。74年渡仏(アカデミーGショミエール)。武蔵野美術大学卒業、優秀賞受賞。筑波大学大学院修了。文化庁派遣芸術家在外研修員(イタリア)。前田寛治大賞展大賞、二紀展宮本賞、会員優賞他受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よう
5
図書館本。2023/06/02
rapo
4
表紙の睡蓮の絵の、水面の色が美しく、思わずてに取ってしまった本。18才の時に描いた「ルエルの眺め」に始まり、年代順に作風の変化の過程を追っている。それは画家として、人としての成長でもある。画家の視点で書かれた解説は、きめ細やかでモネに寄り添ったもので、自分も作品にだいぶ近づけた気がする。キャンバスや油絵具の歴史も興味深い。オランジュリー美術館の「睡蓮」をじっくり鑑賞したくなった。2020/06/19
二藍
2
「素晴らしい眼」クロード・モネ。モネの有名な作品だけでなく、少年時代のものやあまり見かけない作品もカラーで載っているのが嬉しかった。私の浅学のせいもあるだろうけど、この本で出会った「アルジャントゥイユのレガッタ」、「コンタリーニ宮殿」はとても好きな作品。モネの経歴、そして旅の足跡、えがいた作品、それらを画家の視点から読み解くというのはとても面白い。なかでも、「豊かな自然の中に生きた都会人」というモネの評にはなるほどと膝を打った。たしかにモネのまなざしは農民のそれではない。不幸や貧しさはモネの絵の中にない。2017/07/09
v&b
1
絵を中心に。メモ、睡蓮拘りなど。2019/08/22