都市革命―公有から共有へ

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120037030
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

政治、経済、環境、そして文化。様々な領域で構造変革が迫られるなか、世界の都市が、日本という国家が、直面している課題とは何か。21世紀の新たな都市像をめぐり語られる渾身の提言。

内容説明

政治、経済、環境、そして文化。それぞれの領域で新たな構造変革が迫られている現在、世界の都市が、日本という国家が、直面している課題とは何か。21世紀の新たな都市像をめぐり語られる渾身の提言。

目次

1 世界のパラダイムシフトと都市化
2 都市の構造改革
3 公有から共有へ
4 少子化時代のシュリンキングポリシー
5 コンパクトシティとサステイナブルなエコシティへの挑戦
6 都市再生と新たな産業
7 カザフスタンの新首都計画
8 中国の実験都市、鄭東新区
9 日本の都市戦略

著者等紹介

黒川紀章[クロカワキショウ]
建築家・都市計画家。日本芸術院会員、日本景観学会会長。1934年生まれ。1957年京都大学工学部建築学科卒業。1964年東京大学大学院博士課程修了。60年代から提唱している「共生」は時代のキーワードとなり、海外でも大きな反響をよんでいる。主な受賞は「高村光太郎賞(1965)」「毎日芸術賞(1978)」「フランス建築アカデミーゴールドメダル(1986)」「リチャード・ノイトラ賞(1988)」「世界建築ビエンナーレ・グランプリ・ゴールドメダル(1989)」「フランス芸術文化勲章(1989)」「日本建築学会賞(1990)」「日本芸術院賞(1992)」「東京都民文化栄誉賞(1999)」「国際都市賞(2002)」など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
☆都市計画への取り組み(環状都市、水と森の復権) (都市デザイン、ホモ・ルーベンス、ノマドの時代、都市学入門、道の建築)2017/12/25

くらひで

0
21世紀に入り、都市は新たなステージに突入した。機械の時代から生命の時代へ、共生、公有から共有、サスティナブルなどのキーワードが連なる。時代の先端を走り、世界的に活躍する建築家が、ハブ空港、コンテナ港、高速道路網など交通インフラのシームレス化を推進するなどの都市の国際戦略の重要性がますます増大することを指摘している。ただ、東日本大震災前の著作なので、著書の中で触れられていないエネルギー、防災減災、リスク回避なども今後重要なキーワードになろう。2013/12/20

ryo1oo3o

0
こちらに来てまず思ったのがKLIAの美しさ。この国を一目見て分かる、それでいて非常に受け入れやすい落ち着いた建築であった。その著者がこの方である。今までこの人物について都知事選挙での姿しか知らなかったのが非常に残念である。惜しい方を亡くしたと感じた。彼の問題解決策は彼自身の「共生」という思いが介在することと、状況が変化しているためにずれていると感じる部分があるものの、6年前に行われた問題指摘においては完璧だと感じた。是非他の著作も読みたい。真摯に耳を傾けるべき内容であると思う。2012/08/31

akaneirosora

0
コモンズを考えるという文脈で、図書館界隈の人が紹介してくれて読んだ。黒川紀章さん、有名な建築家くらいの認識しかなかったが、都市計画の方だったのか。先進的な考えを持っていたということを全く知らなかった!!この本にはなかった観点、ウェブコミュニティの観点を重ねたらどうなるかなと思った。2021/02/10

アコ

0
出版が2006年の作品。でも、内容に全く古さは感じない。 それだけでもすごいのに、予想していることが当たっていたりして、その先見性のすごさを感じるばかりだ。建築家の人はマルチスキルの方が多いと感じるが、黒川さんはその筆頭なんだと思う。他の著作も読んでみようと思う。2020/10/04

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