司馬さんは夢の中

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120035739
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

みどり夫人がはじめて書く「司馬さん」をめぐる人々の愛の物語。

目次

長い長いプロローグ―福島さんへの詫び状
水曜日のお弁当と北極星勲章といい男と
IKUCHAN・STORY
北国の水仙
杉やんの手紙
ひょっとしてひょっとしたら?
暴挙の顛末
二人の菊枝さん
ひとひらのセンチメンタルジャーニー
ベルちゃんは知っている
小さいホテルの小さい小さい宴
遠出しようか

著者等紹介

福田みどり[フクダミドリ]
昭和4年(1929)、大阪に生まれる。大阪樟蔭女子専門学校(現、大阪樟蔭女子大学)国文科卒業後、昭和24年、産経新聞社に入社。文化部記者として活躍中、34年、司馬遼太郎(福田定一)と結婚。39年に退社。現在、司馬遼太郎記念財団理事長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ホレイシア

4
文章は、まあ素人さんだから仕方ない。理不尽だと思ったのは、記念館を建てるために司馬遼太郎が愛してやまなかった庭が残せなかったことだ。今に始まったことではないが、日本の税制、何かが間違っている。

Char

1
司馬遼太郎さんの奥様である福田みどりさんが書かれた司馬さんとの思い出のエッセイ。元産経新聞記者だけあって(実は職場恋愛!)、文章はお上手なんですが、それだけではない上品さや優しさが感じられます。読みやすく面白く、そして何より司馬さんのことを深く深く愛されていたということが伝わってきて、途中泣きそうになってしまいました。泣き笑いの素晴らしいエッセイだと思います。2015/09/19

kanagon88

1
新聞記者で職場結婚をした奥さんが司馬遼太郎にまつわる事を書いた本。本当に記者だったのかと思うほど、まったりした文体。2009/08/13

かりんとー

0
もはや過去しかない人の文章を読むのはつらい。 司馬さんは夢の中、みどりさんは追憶の中。2013/08/26

ジャッキー

0
司馬さんの奥さんのみどりさんの話。司馬さんは風邪に弱かった話、出会い、結婚などの話は面白い。でもさしさわりの無い話が多いですね。なぜ「坂の上の雲」をドラマ化を拒んだか、ノモハン事件を書かなかったかなどのもう少し作品の秘話を書いて欲しかった。きれいごとのエッセイですね。2011/12/22

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