招客必携

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招客必携

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784120035487
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C0098

出版社内容情報

招待者の使命とは? 訪問客の心得とは? 食卓の粋な会話とは? B=サヴァランに先駆けて料理評論を創始した稀代の美食家が皮肉や諧謔をこめて説く究極のもてなしの哲学。初邦訳。

内容説明

招待者の使命とは?訪問客の心得とは?食卓の粋なプロポ(会話術)とは?激動のフランス革命下を生きた伝説の美食家が、勃興しつつあるブルジョワによる狂食ぶりを辛辣に諷刺、アンフィトリオン(招待者・接待役)の義務を軽妙洒脱に説く。

目次

第1部 肉の切り分けに関する概論(一般基礎知識;牛;仔牛 ほか)
第2部 献立(献立に関する定義と一般基礎知識;春の献立;春の別献立 ほか)
第3部 美食家の礼儀作法に関する基本原理(前置きとしての考察;招待状;歓迎と会食者の着席 ほか)

著者等紹介

レニエール,グリモ・ドゥ・ラ[レニエール,グリモドゥラ][Reyni`ere,Grimod de la]
1758‐1837。本名・アレクサンドル=バルタザール=ローラン・グリモ・ドゥ・ラ・レニエール。裕福な徴税請負人の子として生まれ、弁護士となる。演劇評論の傍ら、奇想天外な饗宴を多く開催し、注目を集める。1803年、パリのレストラン、食料品店を案内した『食通年鑑』を創刊。併せて味見鑑定委員会を設立、良心的な店は賞賛し、悪徳の店は徹底的に非難し、その論評を『年鑑』に記録した。初めて料理評論を創始した美食家としてその名を成したが、1812年、多くの訴訟を招き、8巻をもって刊行を断念した

伊藤文[イトウアヤ]
1969年生まれ。立教大学経済学部経済学科卒業。1993年渡仏。コルドンブルー料理学校パリ校にて製菓を学んだ後、フランスにおける食を中心に、ヨーロッパ文化を掘り下げる取材を重ねる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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1984sakana

1
あああああー。鳥だのブタだのの捌き方がこんなにエロいだなんて、本当にもう、素晴らしいな。哲学ってこういうことか。/澁澤龍彦の「華やかな食物誌」をあわせてよみたい。

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