出版社内容情報
政権交代は起こりうるか。今や最大多数となった無党派層の政治意識の分析を通じ、明日の日本を予見する。
内容説明
日本の明日を予見―21世紀型“民意”を論証。“政党離れ”した「無党派」の正体に科学的なメスを入れない限り、明日の日本は描けない。2004年7月参院選、3年以内に衆院選。日本の政治は再び大きく動くとみる歴史的展望に期待。選挙区単位のアンケート調査をもとに計量分析で、本音の政治意識を抽出し、有権者の新しい事実を発見。
目次
第1章 序論・無党派と戦後政党―選挙で見る「政党」支持態度の変遷
第2章 概論・無党派と戦後政治―主役は「支持政党あり」から「支持政党なし」へ
第3章 無党派と政党支持―「無党派」が有権者の主役
第4章 無党派と現代民意―政治は無党派「民意」を反映してきたか
第5章 無党派と投票行動―投票行動メカニズムの変貌
第6章 無党派と政策決定―変容する民意のメカニズム
第7章 総論・無党派と政権選択―政権交代型政治はいつ誕生するか
著者等紹介
橋本晃和[ハシモトアキカズ]
1941年、和歌山県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。同大学院政治学科博士課程修了。法学博士。民間シンクタンク「橋本リサーチ・コーポレーション」主宰、帝京大学教授等を経て、97年開学と同時に政策研究大学院大学教授。この間、93~94年南カリフォルニア大学Visiting Scholarとして招聘される。75年以来、無党派研究の第一人者として知られる。現在、日米行動委員会「沖縄クエスチョンと日米同盟」日本側座長を務める。専門は計量政治学、現代政治論
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