出版社内容情報
絵手紙の第一人者小池邦夫が、楽しい絵手紙の世界に男性を誘う。道具選びから筆使いまでヒント満載
目次
男よ、手紙を書こうじゃないか
小池邦夫・井上明久往復書簡
小池邦夫絵手紙美術館
達人・緒形拳
私と私の絵手紙(小池邦夫)
勝手でいい、勝手がいい(井上明久)
著者等紹介
小池邦夫[コイケクニオ]
1941年愛媛県松山市生まれ。東京学芸大学書道科に学ぶ。絵手紙の創始者。日本絵手紙協会会長。「季刊銀花」のとじ込み企画で1年間に6万枚の絵手紙を書き、話題を呼ぶ。また、絵手紙普及活動を続け全国各地で絵手紙展と個展を開催し、中国上海、パリでも同展開催。佐藤愛子氏の朝日新聞エッセーのタイトルと挿絵を連載。平成7年から絵手紙運動のため、NHK「ラジオ談話室」、NHK教育TV「趣味悠々」講師もつとめる
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感想・レビュー
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すいれん
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「男よ手紙を書こうじゃないか」という呼びかけが素敵。ノウハウというか、決まり事無視してとりあえず書いてみようというスタンスが更に素敵。緒形拳さんの絵手紙がシンプルで格好いい。…ワタシ自身は絵心をまったく持たない人間だもんで絵手紙には手を出せないけど、ハガキを書くヒントたくさん頂きました。2015/12/27
halkatowa
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数年前に購入後、何度も何度も読み返している一冊。何冊か持っている絵手紙方面の本で、技法面でもモチベーション作りに関しても最も影響を受けた。ただし、「自由でいい」とは言いながら、結局筆と墨による典型的なやり方に持っていこう、このやり方こそ至高とする意図が感じられ(筆と墨がこの表現方法に適しているのは事実として)、そこだけはいただけない(笑)。終盤にある井上明久氏の絵手紙論は、結び部分の歯の浮く感じ以外はたいへん実践的だし、参考にしている。2022/08/14